お蚕さんのこと

昨日の野蚕さん。

…昨日のお昼、クワコさんが羽化しました~~~~shine

009 画像は、まだ触覚が伸びてない状態sweat01

夕方、触覚がきれいになったと思ったら、いずこへともなく消え去りました…。

家の周りには、桑の木がたくさんあるので、きっと どれかの木にたどりついて 結婚相手を見つけることでしょうね…。

 クワコさんの繭は 後三つ。

011 (ボケボケですが)このお蚕ちゃんが営繭に入るのと、クワコさんの羽化と、どっちが早いか?というところです。

 さて。

他のお蚕さん達の羽化は いつごろになりましょう。

 そして、本で見た、「すぐ孵化する卵と越冬する卵」の二種類が見られるか、それとも、「村の養蚕の先生」のおっしゃる通り、「卵はすべて越冬卵」か。

 興味津津…と言いつつ、沢山の卵が即座に孵って、桑集め地獄で おしりに火が付く夏になるか…~(°°;)))オロオロ(((;°°)~

何にせよ、私に選択権はないんですよね!!

孵化卵と繭で止めるものに選別するまでが・私に託された選択権なのでしたcoldsweats01

 今日の北陸地方は、暴風雨という予報。

 どうかクワコさんが無事、桑の葉蔭で雨風をやり過ごせますように。

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お蚕さんの今現在のご様子。

誠に 申し訳ないことでございます!

まめにアップするとか言っといて…(*_ _)人ゴメンナサイ

 

 お蚕さんは・というと、今、冷凍庫の中で眠っております。

このあと、乾燥させて、とりいれ完了です。

002 なぜか まだおりますのは、「学校のお蚕さんの最後の一頭」…でございます。

 結局、素晴らしい先生は、

「きみ、この蚕 持って帰っていいよ。月曜に 持ってこなくていいから。何かわからないことがあったら、いつでも学校に電話してきていいからね。」…と、次女に、生き残りの4頭を託し(…押し付け?)たのでした。

 そのお蚕さんたちも、我が家でおいしい桑を食べ続けた結果、何とか大きくなり、無事営繭しました。

 …さすがに 恐ろしいまでに小さい一頭は まだ こんな様子なんですが。何とか育ってほしいものです。

004 足場の綿を取り外しましたら、こんなに輝く繭に…shine

 (卵を採るために、5頭は生かしております。)

 かくて、25頭余りのお蚕さんの繭から外した真綿はほんの一握りで、お布団や綿入れにすることを考えたら、気が遠くなりました。

学校のお蚕さんの一頭は、繭が糸不足で べこべこimpactに変形してしまっています。さなぎも透けて見えそう。

 人の子供もそうだけど、成長期にしっかり栄養摂らないと、その後に響くんだなぁ・・・って実感。切ないことです。

001  この繭を煮て、糸を引く。

 それが、こんな一枚の布になるなんて、これは間違いなく奇跡です。

 画像の縮みは、この七夕様に着たいと思っているものです。麻が多いこの季節だけど、改まった気持ちで お星さんを見上げる夜には、ほんのちょっとだけ背筋を伸ばしたものに そでを通すのもいいかな・と思って(笑

8の字に頭を振りながら 一生懸命 糸を吐くお蚕さんの姿。

 繭のかわいらしい形は、お蚕さんの動きを映したものです。

 少しゆすってみると、中のさなぎが からからと音を立てます。

 先日、お師匠さんに、「お蚕の宮に詣でてきました。」と話したら、

「あら・そう。いいことね。お蚕さんを粗末にすると 火事になるっていうものね。」。

 とっさに娘が 「じゃあ、**先生んち、丸焼けになるね。」sign03

不謹慎だけど、大笑いしてしまいました。

 

 昔からの言い伝えを聞くのが好きです。

なんとなく・誰かに守られてるような気持ちになるんです。

 お向かいのおばあちゃんが、お蚕さんを見ながら、

「あんたたちゃ、生きモン好きだで、幸せや。昔から、生きモン大事にする者は 守ってあたるで、果報な人生になるゆうでねぇ。」と教えてくれました。

 そうか。だったら 子供達は きっと守られて幸せになるだろうな・ってconfident

014

 数十年振りに、「おしらさま」の絵本が読みたくなりました。

 義母のお迎えhospitalまで少し時間があるから、図書館に行ってみようかなbook

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蚕の宮へ。

 子供たちの水泳教室の時間に

「蚕養(養蚕)宮」にお参りに行きました。

003 大正時代に建てられたようで、あちこちに ものすごい迫力が あふれていました。

 静かなはずの、時間から置いて行かれたはずの御宮様なのですが、全身鳥肌が立つほどの空気の密度です。

002 八尾町は かつて養蚕・蚕糸・蚕種で栄えたそうで、その時の羽振りの良いお大尽のおかげで、曳山やら・芸者遊びやら、おわらやらができたとかできないとか…。

詳しくは知らないのですが、私が知る限りでは、八尾の農家などのお年寄りは 未だに「旧町の人には気をつけられ!ひどい目にあわされるからね!」…な~んて話をしてくれますsweat01

 旧町(八尾の繁華街・かな…。)の方 すべてが悪いわけじゃないんですが、要するに商魂逞しく、本音が見えず、しかして、皆どこかでつながっているので、ひたすら働くだけの百姓衆は 根こそぎブン捕られるような目に遭うことが 少なからずあったようですsweat02

必死で育てたお蚕さんの繭を 二束三文で買いたたかれたりしたんじゃないかな~~。

005  

 苔むして、人の気配の少ない御宮様でした。

 近所のおばあちゃんと孫娘との 歌を交えたやり取りが聞こえて、懐かしいようでいて 少し怖かったのですが…coldsweats01

 お蚕さんを育てていること、そのお蚕さんがみな、無事に繭を作れるよう願っていることなどを御宮様にお伝えしました。

 いったい、どれだけの人が この御宮様に お蚕さんの成長を祈りにきたことでしょう。

011 いいです。この手水鉢…。

お蚕さんの口から吐かれる水は 糸のように細く出るのかな…。

エライさんから、娘を出稼ぎに出す貧しい農婦まで、お蚕さんに関わった さまざまな人の足の運びが、中央がすり減った参道の石段から伝わってくるようでした。

001 御宮様を背にした時の明るさ。

 

 遠くないところで 鉄砲を放している音が聞こえていました。

 カラスの駆除だと思うんですが、銃声を耳にしながらの参拝って…やだなsweat02

 いろんな命を預かって、人は生きている。

 どうしようもない・ものすごい業を背負って。

 

 だから、こうして罪を清めて、奪った魂を鎮めて来たんだと実感します。

 命を奪うからこそ、その重さを知るのではないか・と思うことがあります。

 絹の重さは、お蚕さんの命の名残なのかな。

 

 お蚕さんが桑を食べるときの「ぷつ・・ぷつ・・」という音が 耳に残ります。

 着替えた人が後ろ姿を鏡で確かめるように、お蚕さんが振り返って伸びあがるしぐさを見せてくれます。

 それが営繭に入る頃です。

 

 

 蟻のようだった細かいお蚕さんが、今では羽二重のように しっとり柔らかに、福々と育っている不思議。

 不思議でたまらないのは、その冷たさ。

 しっとりと・ひんやりと、切ないほどに柔らかいのです。

 何かを語りかけるような仕草も愛らしい、不思議な蟲。

 

 この御宮さんで、私は何かすごく大事なことを思い出さなければならないような気持ちになりました。

 それが 思い出せないんです。

015

 

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今日のお蚕さん《その九》

 今朝、一頭の様子が変わっていたので、まぶしに入れてみました。

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…ついに この時が来たんだなぁ。

 待ち遠しくて、でも、いつまでも いも虫のままでいてほしい。

 毎日毎日 葛藤がありました。

 でも、お蚕さんは ひたすら前を向いて食べ続けます。

 そして、透き通ってきたからだが 桑で緑に染まるまで食べ続け、ふと、食べるのをやめてしまうのです。

 その時、体は乳白色に変わっていて、宙に向かって頭を振ります。

 時々、じっとしたかと思うと、小刻みに痙攣したり。

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 そして、繭を作る場所が定まると、前足も後ろ足も 使えるところはみんな使って、足場の糸を張り巡らせていくのです。

おっつけ、二頭目も営繭に入りました。

 だれに教わったわけでもないのに、自分の体の激変を受け入れながら、お蚕さんは繭のために 糸を絡めていきます。

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 この方たちも、時々羽をゆすってみたり、大人のつばめが沢山集まって啼き交わしたりするのを見て、啼いてみたり…。

お蚕さん、もっと食べて、食べて、その日に備えて下さい。

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…学校のお蚕さん。

 もう・ぐったりの連続だった「学校のお蚕さん」。

 さる週末に、「お持ち帰り飼育」となり、月曜の夜には、一頭が営繭に入りました。

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 研究所育ちなので、きちんと温度も湿度も管理され、脱皮も何もかも揃っているので、どの子のお蚕さんも月曜~火曜に繭になり始めたそうです。

 クワを食べなくなり、頭がま~~るくなり、痙攣したり、じっとしたりしているうちに、糸を吐き始め、また止まり、再開し。

 ホン気になると、あとは一気に足場からつくっていきます。

 私は、この繭の完成を見ることはできませんでしたが、学校に行ってから、残りの二頭も営繭に入ったらしいです。

・・・が。

私は、本気で次女の担任を呪いましたね!!( ゚皿゚)キーッ!!

 娘のお蚕さん。二頭で一つの繭を結び始めたらしいんです。

shine玉繭ですねshine

 娘が楽しみにしていたのに、トイレに行ってる間に 担任教師がひきはがしたというんです!!!

 足場も完成し、黄色がかった繭の糸を吐き始めていたそうです。

 抗議する娘に、先生は、

「だって、こんなじゃ、繭で工作するときにやりにくいから・ダメです。」。

 翌日、長女が

「はがされたお蚕さんね、二頭とも、繭を作りなおしてたけど、透けてるの。糸が足りなくって、薄い繭だったよ。」…と、悲しそうに 実況報告をしてくれました。

 

 無知の知・というの、中学校で習いました。

 私はそれを、「自分が無知だと知ることが、はじまりなんだ。」と理解しました。

ほんとはどういう解釈が正しいのかわからないけど、今でも、「自分がしらないこと!」と気づいた時から、知ろう!知りたい!とそこに向かっていく自分があります。

 お蚕さんのことを知ろうともせず、命とも思わず、努力して・命を削って吐いた糸を平気で引きむしる。…命の重みを感じている子供の前で。

 反面教師だとしたら、私がこの「せんせ」から学ぶべきは 一体何だろうsign02

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野蚕さんもお蚕さんも 何も言わずに黙々と 自分の命を生きています。

 私、なかなか悟れそうにないですね…。

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野蚕さん達。

全員、繭の中です。

一昨日、最後の一頭が 営繭終了。

壁際に桑葉がなかったようで、落とし文のようなお姿に。

012 皆さん、小さくて黄色い美しい繭です。

 無事羽化したら、元の桑の木周辺に放します。

図鑑によると、面白い形の羽を持つ蛾のようでした。

 私、毎日、こんな緑がいっぱいの、生き物がいっぱいの土地に住んでいながら、こんな虫一つ知らなかったんだなぁ…。

 私が、子供に大きな声で叱ってたり・おカネなんかのことでイライラしたりしてる間に、こんなたくさんの命が生まれたり、消えたりしてる。

地球って、まわってんだな~~~recycleって実感してしまう 今日この頃。

ありがとう。野蚕さん達。

どうか無事、羽化しますように。

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預かってます・お蚕さん。

 昨日、小学校の学習参観日でした。

 

 それで、月曜が振替休日。

 2日半もの間お蚕さん達をほったらかしにしておいては、間違いなくジェノサイドとなってしまいますので、

 娘に割り当てられた、5令から飼いなおしてる4頭と、

うちのお蚕さんの兄弟分の4頭(また1頭死亡した様子…annoy)を連れて帰ってきました。

 

こちらが、飼い直し組。

012 すでに すっかり体が透き通ってshineしっぽのあたりから、脈打つのが はっきり見えています。

帰宅途中で眠にはい行ったようでしたが、またすぐ覚めて、新しい桑の葉を ものすごい勢いで食べ始めました。

月紋も鮮やか…。

完熟寸前!

で。

お次が、うちのお蚕さんの兄弟です。

013 をいッannoy

ほんとかsign02

ほんとに、これが 同じ時期に孵化したものなのかッsign02

 採寸するのも忍びない…crying

014 大きいもので3㎝。

一番小さいのって いったい…sweat02

まあ・とにかく、乾燥に注意して、新鮮な桑の葉を食べさせております。

 学校に行って びっくりしたんです。

お蚕さん、小さい箱の5分の1のスペースに、からからの葉っぱと一緒に入れられてたんですもん。

 まだ、営繭に入らないものを、箱いっぱいに厚紙のまぶしを置いてて、肝心のお蚕さんは隅っこで きちきちsweat02

 狭いことより、とにかく、なんでこんなに乾いた葉っぱなんだ~~~~~ッannoy

 念のため持参した桑を 娘と 虫キングのこうちゃんに渡し、「これをどのお蚕さんにも 食べさせてやって。」と言いました。

「え~?また持ってきたんですかぁぁぁ?(ばかにした笑)」という子も。

「そう。こんな乾いた葉っぱを食べさせていてはいけないのよ!」

…大人げなく きつい口調の私。

 この期に及んでも 先生は、お蚕さんのこと 全然勉強なさってないのかな。

 とにかく、この週末、皆それぞれお蚕さんを持ち帰っているから、保護者は必ず「おじいちゃんおばあちゃんに聞いてこい!」ってなる。

少なくとも、月曜には 必ず 親が子供を「本家に預ける」から。

 

 だから、大丈夫。

 皆 必ず、正しいお世話の仕方を学んでくる。

繭を持って、学校に戻る子もいるかもしれない。

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脈打って、体液が しっぽから頭に向かって とめどなく流れている。

見ていると、自分の鼓動と重なってくる。

たこの吸盤のような後ろ足も かわいい。

小さな前足を使って、葉っぱを食む様子も ほんとにかわいい。

 もうすぐ・眠ってしまうんだけど。

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昨日~今日の野蚕さん。

二番目に大きかったクワコさん。

 これまた、壁と葉っぱとの間に詰めて、営繭に入りました。

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だれに教わらなくとも、しっかりと前進を続けております。

 きゅうっと、縮んでいくんですよね。

 さなぎになるためでしょうが。

 …不思議だ…。

で、今朝は ご覧の通り。

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これまた、きれいな黄色い繭ですshine

やっぱり、営繭前におしっこしてますね。

 無事、栄繭まで生きてくれてうれしい!!

ただし、繭の中から出ることなく終わっていく命も 少なくはないだろうから…大切に見守る…だけの私sweat01

残りは二頭です。

011 前の二頭とは 少し毛色が違うので、糸の色も違ってたらいいのにな・と期待を寄せています。

(単に、食べてた桑の色の違いなだけだったりしてsweat02

今朝、眠から明けてました。脱皮するかな。

大きくなって下さい。

ぁ!今朝、あわてました!

糞にカビの生えてるのがあったのです!

野蚕さんには (脱走防止に)ラップしてるので、加湿状態には要注意ですimpact

猛反省~~~~crying

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今日の野蚕さん。

あぁ!早く畑の草取りに行かねば!!

…と言いながらの「クワコ」さんの様子です。

「クワコ」さんは、昨日の夕方には「マユコ」さんに改名いたしました。

 繭もずいぶん硬化したので、葉っぱをめくってみましたら…downwardleft

002

まあ!キレイな薄黄色の繭shine

中のさなぎはどんな様子かわかりませんが、一応羽化させて、蛾になった姿もみたいので、このまま安静に…。

きれいでしょ?(…ウンチだらけですみません。しかも、一生のうちに二回ほどしかしないという噂のお小水のシミまで…。ま・観察ですから!)

中身・こんなだったのに!!

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…改めて・怖ッ!

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今日のお蚕さん《その八》

 お蚕さん達は、昨日から「眠」の状態です。

このあと脱皮して4令になるのかな?とにかく、脱皮もあと二回ほどだと思います。

004

先日、義父が

「今晩 蚕の先生が来るから、ビールの用意しといてね。」と。

 かつて農協で養蚕指導員をしておられた方がいらして、私にお蚕さんの講義を聞かせてくださるということになったのでした~~happy02

 

で、画像なんですが、桑の葉の鮮度を落とすことなく食べきらせるために、硬く絞ったガーゼをかけておくように教わりましたので、実践している・という様子です。

いや~・素晴らしい違いです!これで、一日1~2回の葉っぱ交換で済むようになりました~~!!きっと、お蚕さんの熟し方も違ってくるでしょうね!栄養豊富な状態が保てるんですもん。

 お蚕さんって不思議な生き物です。

体の側面の点々が気孔です。「ちょいとテープで穴でもふさぐと、すぐコロリimpactや。」。ううsweat02

食べる口の下に 糸を吐く口があると本で読みましたが、先生は「そりゃしらん。」。

昔・養蚕の指導を学んだときには、解剖学的なことはあまり触れてなかったのかな?

 「すぐ孵化する卵と越冬する卵があるって聞きましたが?」

「…?そんなことはない。皆、休眠卵じゃ。一夏のうちに、何度も返すのは、塩酸使ったりして、プロが人工ふ化しとった。」

? じゃあ、やっぱり その土地その土地で、「常識」が異なったのかも。今より気温も低かったはずだし。

 

先生は、この村の農協で、周り中の村(当時なら道も悪いし 車も悪かったろうに、すんごい遠い村まで行ってらしたそう!)の幼蚕を2令ほどまで育てて、各農家に売り、指導して回ったそうです。

(ちなみに「ひと箱=二〇〇〇〇粒」という単位!地獄のような桑集めだ…shock

 

私の飼育法では、気温に左右されるので、成長がのんびりペースになるとのことです。

「そういえば、親父は七輪で温めとったわ!」…と・義父。

…そうか。何もかもが貴重で、爪に火をともすような時代に、夏場に火をおこしてまで育てるなんて、やっぱり 「お蚕さまさまshine」な扱いだぁ…。

 「まぶしなんぞ 作らんでも、こんなちょっとなら わらに入れてやりゃ、頭振って営繭する様子がよく見られるぞ。(なんか。そういう民芸品見たことあるような…)」

 「その時になりゃ、体がすっきすきshineになって、雌雄もはっきりわかる。さなぎなら 余計 わかるけれども、わしらは 蛆のままでもわかる。その時が来たら教えてやる。」

 「卵は紙の上に産ませて、そのまま座敷にでも(直射日光が当たらないのが 家の奥にある座敷だったためか?)ぶら下げとけばいい。プロは春になったら28度で フカしたけど、ほっといても 蟻蚕が湧くで、みてりゃわかる。」

 「羽化したいなら、繭の両端を かみそりで切り落としてやった方がいい。ほっといたら、液体で繭を溶かしながら出てくるけど、それは蚕蛾をくたびれさせるで、効率を上げるために、繭を切ってやった。その時になったら教えてやるで、電話しなさい。」

 

先生は、話しているうちに どんどん記憶の引出が開いてくる・とおっしゃっていました。

 蚕振興のために走り回ったこと。インテリ系の人の「晴れ着撲滅運動」と戦ったこと。

 絹100%の洋服を仕立てて、光る恥ずかしさをこらえて、絹の美しさを宣伝して歩いたこと。

「日本人が着物を着なくなったら、わしらやお蚕さんはどうなる!というて 戦ったもんじゃが。群馬のように 有力政治家が絹のスーツを着て歩いてくれるような支えがあったらな。もう少し違ったと思うな。」

 専門学校で2年学んで、現場に出て、走り回って。

「昭和46~7年の、F型軟化病の発生は、本当にひどいものだった。5令まで育って、ゴール目前!というときに、ぼたぼたとお蚕さんが落ちて行ってしまう。

からいからいホルマリンを撒いて撒いて、それでもだめだった、全滅やった。

農家の人たちが辛かった、ひどい思いして桑集めて走って、もう少し!のときに、全部棚から落ちて死ぬ。死んだお蚕さんの 溶けたのがついた葉っぱを食べてうつる。

糸を吐かんと死んでいく。…辛かった。」

 

 

 うらやましかったのは、子供たちの夏休みの宿題の話。

「夏休み前に、農協から、子供一人ずつに100粒ずつ配る。どの子のうちでもプロ級の爺婆がおるで、子供の代わりに育ててくれる(そう、子供は気まぐれsweat02)。

ほいで、休み明けに繭を持ってこさせて、農協で買い取る。その金で、図書やら給食やら賄うたがよ。

昔は子供も多かったで、かなりの収入じゃった。」

…いいなあ。昭和30~40年代の子供たちとお蚕さん。おとなも農協も、子供たちと近かったんだ。

私の飼育箱をテーブルの上にどん!と置いて、眺めながらビールガンガン飲みながら、

 「姉ちゃん。クロロフィル化粧品・わかるか?」

 「…葉緑素?…お蚕さんの…ウンチ?」

 「あたり~~!あほじゃろ?女っちゃ~・高い金払ろて、蚕の糞 顔に塗ったくっとる!蚕みりゃ、気持ち悪いとぬかすがによ!面白いもんじゃ!」

もっと細かい飼育法も聞かせていただいて、とっても勉強になりました~~!!

 ただ、やっぱり切なかった。

先生も農家の人たちも、お蚕さんの仕事を離れるときは不安だったと思うのです(楽になる部分もあると思うけど)。

数少ない現金収入だったろうし、桑園を荒らすことも忍びなかったろうし…。

稲作も一気に変化したころで、農家はどんなにか振り回されたことだろう。

お金になった時代もあるけど、水田に重油や水銀をまいた稲作というのは考えられない!

 近くの婆ちゃんたちは、私の顔を見るたび、「お蚕さん・どうじゃいな?よう肥えたけ?」と聞いてくれます。

そろそろ担ぎの「モツ屋の婆さ」が姿を見せる頃だな。

「あのモツ屋のババん所にも、種持っていったのぅ。皆、どこのうちにも 蚕がおった。」と先生。

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 着物が着るものだった時分の空気が、 すこし自分の肌に沁みてきたような感じがしています。

《次女、お蚕さんを愛でるの図》

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今日のお蚕さん《その七》

 実は、うちのお蚕さん達は、次女の担任の先生から、こっそり分けていただいたものなんですよね(父兄は周知の事実だが、先生は「ほかの子たちが不公平だとブーイングが出ては困るから、秘密です!」と次女に口を酸っぱくして申し渡しておられた。)。

 要は、「困ったとき、桑の葉を供給するし、成長著しい時の土日には 預かって管理することもやぶさかではないgood」とにおわせ、ゲットしたわけです。

006 ただいま、平均体長 3.5~4㎝強。

朝、新しい葉を与え、怒濤の登校時間を経て、ふと眼をやると…穴だらけ。

ものすごい勢いで食べるようになりました。

ウンチもずいぶん大きくなって、「これなら効き目がありそう」な肥料・という様相を呈しています。

…ところが。

出所を同じくする、学校のお蚕さん達はというと。

我が家にきたのは 24頭でした。

先生は、「蚕種は 100個が1単位なんだそうですから、10ほど差し上げます。」とおっしゃいました。

 

…その後、育たなかったのが1頭。

次女の友達がうっかり踏み殺したのが一頭…(夜になってから泣いた)。

計二頭を差っ引いて、現在22頭生存(細かすぎて、ろくに数を読まずに下さったとみた)。

つまり、学校には 76頭は居る筈なんですね。

なのに…。

「え?今?5頭しかいないよ。しかも、うちのいちばん小さいお蚕さんよりもずっと小さいままだし。」

…と、次女・あっさり告白。

004

…どうもいけませんね…。

人が 都合のいいように その遺伝子をいじってしまった生き物です。

このところ、私がお蚕さんを育てていると知って、幾人かの人から

「育てて殺すの?よく そんな残酷なことができるよね。」

「私も育てたことあるけど、殺すなんてできないから、ただ

蛾にしてたよ。(…羽化したら、絶対に繁殖するでしょう?卵はどうしたのよ?)

…などと責めるようなまなざしpenguinで 言い放たれまして・・・。

 

皆、忘れているんですね。

今日 食べている豚が、元は猪だったのをとっ捕まえて、人が飼い易く改良(?)した挙句、野生としては生きられないものにして、さんざんトサツして、パック詰めにしちゃって

「見た人が怖くない」状態にされてるだけ・ってことを。

あらゆる野菜類だって、自然のままじゃない。

育てやすく、栄養価高く、改良したもの。

私は、それが「人の生きる知恵」だと思います。

環境を破壊して、元も子もない状態になってるのは困りますけど、「何とかして、生きていこう。」と努力した結果としての「生き物をいじる」行為は、歓迎しているつもりです。

問題は、「いじってほかした」ことだと思うのです。

さんざんいじって、自然環境の中では生きられなくした。お蚕さんなら雨に当たれば 腐って死ぬし、鶏なら、卵を抱くことを忘れてしまったから、種を残すことができない。

だから。

自分たちがそうしてしまったのだから、それを愛しいと思い、申し訳ないと思い、せめて心をこめて・その命が生きるための手助けを 精一杯させてもらうのが人じゃないか・と。

怖いから見ない。

ひどいと思うことには手を出さない。

それでは、あまりに冷たい。

お蚕さんは 繭の中で乾かされて 命を終えることになります(釜ゆでの刑ではありません)。

寝る間も惜しんで育てた人たちが、その手で ざるに並べて お天道さまに当てて、繭を取ったのでしょう?

生き物だらけの我が家の次女でさえ、学校のお蚕さんには冷たかったのか?

どうしてそんなになるまで、学校の大人たちは知らん顔だったのか?

羽化させないことを条件に 売られた蚕種です。

だから、せめて、「皆で 大切に育てないと申し訳ないね。大切にしよう。昔から、日本人が続けてきた命の営みだからね。」と、子供たちの心を 小さな虫に引きつけてから 始めてほしい。

きっと、「クラスに一人は居る、虫キングな子供」が飼育のリーダーシップをとってやっていくと 先生は踏んでらしたんだろうけど…。

(聞けば、はじめのうちは小さくて難しいから、先生が管理する・という話になっていたとか。それじゃあ、いつまでたっても愛情は湧かないかも…。)

 子供たちには、生き死にというものを、少しずつ肌から沁みこませていってほしいと思います。

 恐ろしいのは、命あるお蚕さんを、

「輸入品の安さにはかなわないから。」

「採算が合わないから。」

「着物を着る人が少なくなったから。」

…と 放してしまうことだと思うのです。

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今日の野蚕さん

さて。

野蚕の「クワコ」さん。

ずいぶん大きくなって…とのぞいてみたら、

・・・おらんやないか!!!

 また、ラップの裂け目から逃げたか?だから、ごっついばっかりで環境にも良くない塩ビラップは大嫌いなんじゃ!

 …などと(生活苦に負けて、郵便局でもらった塩ビラップを使ってる自分の情けなさは 棚にあげて)心の中で言い訳を探していたら…

002 …居りました。

すっごい糸まみれで、葉っぱをはがすと バリバリ…とイタそうな音がするほどです。

ん?

壁と葉っぱで しっかりくるまれて、じっとしているクワコさん。

心なしか、寸法が小さくなったような?

…ひょっとして 営繭に入るのか??

 お蚕さんなら 営繭時には、姿もさなぎに近づいてくると聞きますが…。

003

どうなのかな。

とにかく、糸だらけ!

頑張れ・クワコさん!

どんな繭なのか、楽しみに待ってるよ~~heart04

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今日の野蚕さん 《要注意画像》

さすがの私も 悲鳴を上げましたが!!

行きますよ。要注意画像!

桑の木にいた、新たな野蚕さん 「クワコさん」です!!!

005

皆さんのために、横顔にしましたが、「鳥を驚かすための生きる知恵」か?

正面頭すぐ後ろの壁のような部分に、

赤くて京劇の「覇王」そっくりな目のような模様があるんですじゃ~~!!!

お蚕さんだって、このくらいには大きくなるし、頭のあたりだってごつごつになるんだけど、幼い時から順を追ってみるから きっと平気…なんだと思うの!

でも、早朝の鬱蒼とした桑の木に、突然こんなお方がいたら びっくりしますって!!

006 先日連れ帰った クワゴとの比較画像sweat02

ぅぅ…。

とにかく、この「クワコさん」が繭をつくって、立派な蛾になったら 他の皆さんも元の桑の木に帰すかな…sweat02

でも、見慣れてきたから不思議です…(美人は三日で…ってやつかな。)

009 ぁ。記事が混じっちゃうか!

とりあえず、お蚕さん達は大急ぎで成長中。

桑の葉を食べる音も大きくなってきました。

「…ぱし…ぽし…ぱり…」って。

おいしそうです。

皆揃って 脱皮してみたりしてね。

007

お尻に「古い服」が付いてます。

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今日のお蚕さん その六 《お蚕さんとお婆ちゃん》。

今朝、10日に一度は現れる、担ぎの「もつ屋の婆さ」が モツとサガリをブラ下げて

我が家の玄関に登場shine

お蚕さんちの掃除をしている私に

「あれ、奥さん、何 活けとられるが かいの?」。

「ううん。桑の葉っぱを入れ替えてるところ。」

 

瞬間、ナウシカが王蟲の原っぱを歩いているときの「ばばさま」のように

両目を見開いたかと思うと

「あれ!!まあまあ お蚕様じゃないかいね!!なんとまあ!なつかしや~!!あれあれまあまあ…。」

モツを脇に放り出して かぶりつき。

「わしが子供のころ、お蚕様の時期になりゃあ、寝とる間に お蚕さん踏みつぶすから・ゆうて、裏の掘っ立て小屋で寝かされたもんですちゃ。

ほんで、親様たちゃ、寝んと お世話しとったもんです。

おじこのうちだで(分家なので)、うちゃ狭いでね、お蚕さんのために 人間が どかんならんかったがよ。親様たちゃ、隅で膝抱えて 休んどったがです。

003

ぁぁ、何十年ぶりでお蚕さんの顔拝ましてもろた。

…あれ、モツは どうしたかいの。

要らんことしゃべっておって・忘れたがいね(笑)。」

お蚕さんは、今朝から、「眠」に入っています。何頭かは起きて動いているけど、おっつけ眠に入るでしょう。

覚めたら脱皮して、また大きくなります。

脱皮前は、皮がパンパンに張ってようになって、「服がきつい!」状態です。

手がないのに 全身の皮を脱ぐのって、大変なことだろうなぁ。

蛇の抜け殻なんかも、石垣のあちこちに引っかけたりして、苦労の跡が偲ばれますもんね~think

001 このお蚕さんは約2㎝強。

もっと大きいのもいます。

あれよあれよといううちに 大きくなってゆく お蚕さん。

健気な命です。

一生のうちに2回しか おしっこをしないと聞きましたが、確かにうんちのみ。

お蚕さんのうんちは、とてもいい肥しだそうなので、畑にしっかり撒いてます(ちょっとだけど~。)。

 今度 「モツ屋のババさ」が来るときは お蚕さんどれだけ成長してるかな。

おばあちゃんも 楽しみにしてるかもしれません。

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お蚕さん 番外編

今朝、桑の葉を採りに 裏の山手へ行きました。

若木の葉っぱが美味しそうだったので、近づいていきましたら…。

あら!

012 …こ~んなのが 5頭ばかり 目に飛び込んできました!

「…これって、野蚕さん?」。

いわゆる「クワゴ」だと思います。

お蚕さんの原型だとか どうだとか…。

違うかな?

とにかく連れて帰って、育ててみることにしました(いや、観察することに・かな?)。

見た目には、お蚕さんそっくりなんですが、うっかりしてると、箱から脱走しそうになるあたりが「野生」を感じさせます。

山の中で「やままゆ」の繭を見ることはありますが、こんなお蚕さんをまともに見たことがなかったので、どんな繭を結ぶのか とても楽しみです。

蛾になったら飛んでいくのでしょうね~cloud

何が出るかは見てのお楽しみ・です。

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今日のお蚕さん その五

驚く 成長っぷり!!(日本語変ですか?)

あっという間に大きくなっていきます!

010 こんなですよ~~!

食べる食べるdelicious

脱皮するたび、本当に育つのですよ!

大きくなってほしいけど、このままずっと イモ虫でいてほしい…。

複雑なのです。

009

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今日のお蚕さん その四(画像なし)

今日は、皆さん揃って 「眠」に入りました。

頭をあげたまま、じっとかたまって、「だるまさんが転んだ」を連想させる ご様子です。

このあと脱皮して、また ぐっと大きくなるんだよね。

どんどん食べる量が増えてます。

残念なことに、一頭、死亡の模様。

いつまでたっても黒いまま、なかなか大きくなれなかったお蚕さんでした。

眠ってる・と思いたいけど、どうやら だめみたいです。

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今日のお蚕さん その参

はい。

どんどん大きくなってきて、シャカシャカと桑の葉を食べ続けております。

これと言って 特記事項は ないんですけど、とにかく、少しでも鮮度が落ちた葉は いやな ご様子。「お蚕さま~~shine」って感じです。

009

まだまだ小さいので、ウンチもかわいいもんですが、とっても滋養にいいそうで、人も食するとのこと。

せっかくだから 畑に撒いてますbud

もう少ししたら、新鮮な桑 採ってくるからねheart04

…かわいい…crying泣けてくる…。

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今日のお蚕さん その弐

朝と夕とで はっきりわかる、その成長ぶり!!

一粒万倍…っていうけど、この生き物は、きっとその通りの様子を見せてくれます。

001_2 これが、今朝5時ころの様子。

…で、これがその夕方。

005 え?小さくなってる?

やだなぁ!写真の撮り方がまずいだけですよ~coldsweats01

とにかく、活発になってきました。

新しい葉っぱを与えると、ささっとそっちに上ってくる。

つい 昨日くらいまでは、「だから~。この葉っぱの方が新しくって おいしいんだってば~~!」と、やきもきしていたんですが…。

新しいのを入れたらすぐに、その上に 白いものが現れる。

そう。体もずいぶん白くなりました。

黒っぽくて、ほんと、アリのようだったのに。

002_2 今朝は1㎝前後のものが大半を占めていました。

明日の朝にはまた 少し 大きくなってるんだろうな。

恐るべし!

よく食べ、じっとかたまり(眠というものか?)、葉っぱの上に 脱いだ皮を残し、どんどん大きくなってゆく。

行け行け、お蚕さん!punch

ゴーゴー、お蚕さん!punch

近所の方たちから、少しずつお蚕さんについて聞いてみると、なかなか面白いです。

「思い出すのも嫌じゃ。時期になると家じゅう、仏間も茶の間も、全部 蚕棚になって、寝る場所もなかった。」

「梅雨になりゃ、濡れた葉っぱを拭くのが豪かった。そんな苦労しても、くされ病に罹って、消毒がわりに、酢を口に含んで霧吹いた。酢で口に仲が荒れてずたずたになったわいのぅ。」

「桑ぁ、採ってきても採ってきても 足らんほどじゃった。子供心に辛かった。」

「…そんでも、大事なお蚕さんじゃったでね。」

「ほじゃ。ま~ゆ・こっしゃえる頃になりゃ、体が透けてきて、そりゃあきれいじゃぞ。姐はん、よう みとかっしゃりゃ わかるで。」

「あれ、なつかっしや。お蚕さんじゃがい。何十年振りかで 顔見たわ。あれ・そうかい そうかい。(…と、お蚕さんを あやしている)」

桑の上から、どこへも行かない哀れな蟲。

食べるだけ食べたら、口を置いてきてしまう蟲。

卵を残したら、消えていく蟲。

人間のために 体を変えてしまった蟲。

この虫には 仏陀の悟りを感じてしまう。大げさに聞こえるかもしれないけれど、本当にそう思うのです。

その命の切なさ、儚さに、人は「さん」づけで呼ぶことで 他の生き物と区別をしたのだと思う。

「さん」が付く生き物は ほかにもいくつかあるけれど、みな、どことなく悟れた風な様子をしている・気がする。(そういえば トラってなかなか賢そうなのに、「さん」がつかないのはなぜ?)

お蚕さんのお話は ここまで。

また、明日の成長をお楽しみに~shine

…で。

004

うわ!っと、引いた方、すみません!

妊婦トカゲ、ご出産でございます~~~!!!

思ったよりも 大きな卵でびっくり!

こんな小さな体で いたいけな…(涙

本日、「ヤギネットワーク」さんから、会報「ヤギの友」が届きました~~shine

ぁぁ、早く、堂々と「私もヤギ飼いで~~すnote」って名乗りたい。

そんでもって、カメを買ったペットショップ(というか、ホームセンター)にtelephoneして、鶉の取り寄せができるか 問い合わせました。

そうです、私は鶉を飼うのです。

ちょいとはやりの「姫鶉」等ではなく、純粋に家禽として、卵を取りたいがための並鶉。

子供のころ、長期旅行に出る人から 祖父が 鶉を預かったことがありました。

毎日毎日 うっとりとして眺めた記憶があります。

わたし好みのこげ茶色の羽根。ころんとしたプロポーション。

この鳥の卵が、あの、大好きな 小さい茹で卵だと知った時の 得も言われぬ感動。

30年の時を超え、自らが「ウズラー」となろうというものです。ははは。

次女が やかましくせがむウサギはどうなる?

好きですよ、大好きですとも、あの愛くるしさ…crying

でも!でも・これ以上 朝夕忙しくなるのはちと辛い!次女が面倒を見るのは、せいぜい2日と思われる!

ぅぅ。酔った勢いで 固い約束をしたのは 主人なのでございます。

ですから、主人がウサギ部長になればよいのでございます!

「バカたれかい!ウサギなんか 卵も生まんのに、なんでえさやって飼わんならん!」って、あなたが約束したんですってば!

私は、自分で臨んだ生き物の世話は しっかりやってますからね~~!

(…よく考えたら、イノシシも烏骨鶏も お義父さんが勝手に持ち込んで、せわしないから私がやってるだけじゃん!)

どんな命も、最後まで大切にいたしましょう。

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来たとですよ~^^

ウメさま!

もし おいででしたら、即、踵を返されたし!!

またぜひ来て下さいね~~つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

 そんなわけで、お蚕さんがやってきた~~~shine

001 体長5~7ミリ程度。

一度脱皮をしたものが ほとんどと思われます。

一頭、ものすごく小さくて黒いままのがおりますから、それは まだ一令か?

「10頭くれたよ!」と次女が話してくれたのですが、どう考えたって もっといるsmile

ざっと数えて13頭見えました…。ふふふ…。

003

ぁあ・小さい…。

いとをかし。

先週末に孵化したもので、たった1週間でこんなに育つのね!と驚きました。

お蚕さんのウンチで 抹茶アイスの着色がされるというけど、ほんとに清潔な感じの生き物ですねぇ。

今朝は雨上がりの空だったので、濡れた柔らかな桑の葉を、1枚1枚手ぬぐいで拭いて与えました。

う~ん。今は少しでいいから優雅にふき取ってられるけど、大きくなったら、枝ごと切ってきて、ぶんぶん振って水切りするか?

何にせよ、「殺生が大前提」の飼育です(内緒で一度は増やしたいと狙ってるけど)。

それまで、精一杯のお世話をさせていただこう。

 お蚕さん。

なんと いたいけな いきものでしょう。

 我が家にやってきて、丸二日。

それなのに、もう目に見えて大きくなってる。

お菓子の箱に 桑の葉っぱと一緒に入って、蓋もしないのに どこへも行かない…。

丸くて黒い鼻先を動かして、黙々と葉っぱを食べ続けてる(どう見ても、旧型新幹線の顔)。

末っ子は、桑の実が 大好き。

「おかいこさんは、あまいのがきらいなん?おとうちゃんと いっしょやね~。」と

葉っぱだけを食べるお蚕さんが不思議なようです。

これからは 毎日少しずつ お蚕さんの様子をあげていきますね~camera

とりあえず、「今日のお蚕さん」でしたsmile

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