…時々切ない。
ほてい草の花がポツリポツリ咲いています
恐ろしい繁殖力で、あれよあれよという間に、オタマジャクシが卒業していった「お玉池」を占領 。
昨日は、言わずと知れた「年金受給日」。
振りこめ詐欺撲滅はなかなか難しいようで、昨日も被害の届けがあったそうです。
これほどやかましく啓蒙していても、いざ、「その時」となったら、前後不覚に陥ってしまうのでしょう。
それほど、お年寄りは、一人で過ごしてるってことなんでしょうか。(お年寄りだけが被害に遭ってるわけじゃないようだけど。)
株にしてもそうだけど、何で、「自分が働いた」分以外の報酬を求めるのかが解らない。
ないよりいいけど、必要以上には欲しいと思わないんです。毎日ごはん食べて、あったかいお布団で眠れる生活してるから。
高級じゃないけど、「今日は何着ようかな~?」って、悩めるほどの着るものもある。
格差は確実に拡がってるけど、「経済的には」日本人の大部分は贅沢もできてるんじゃないかと思う。
で、話があさって行っちゃったので、本題に
義母の通帳のつけ上げ等に、いつもの郵便局へ。
今日は珍しく大盛況で、私は「サンタさんからお手紙が届きます」だの、「いろどり年賀状(これ、いい感じでした。薄い地色で染めたはがき!鶯と薄桃の二色)」だののリーフレットなんかを暇にまかせて眺めておりました。
そこへ、保育園で時々お会いする、若々しいおばあちゃん(美人でお金持ち)が来局。
お隣に来られまして、にぎやかにお話をはじめたとさ。
元々、好印象を抱いていたので、ハイ・ハイ・と頷いておりました。
「着物を着るのって、私たちが洋服着るのと同じ感覚?ササっと着られるの?」
「ハイ、さかさかっと(笑)」
「私ね、好きだったのよ。でも、子どもを抱っこした着物をたんすにしまっておいたら、汚れに虫が食ってね、結局、プロに頼んで暖簾やらバッグやらにして。大好きなつけ下げでね。」
「着物も幸せですね。」
「私ね、好きだったのよ。今でも着られたらいいけど、田んぼで苦労してるし、一生けん命頑張ってね。着物なんて着てられないわ。若い時は、そうやって着飾ったのよ。今は、そんな風に着飾ったりはできないわね。目立たぬようにしているのよ。」
…じわッ。いやな展開。
「若い時の栄光を、暖簾にして眺めてるの。でも、駄目ね、日が当って色が変わってしまって。」
「焼けますね、どうしても。」
「でも、いいの。私の若い時の大切な思い出だから。」
ぁぁ・・・。いったい何…?
「着飾る」って?
「目立ちたい」って?
タダの、思い出話をしてるだけなのか?
それとも、「私が若い時の着姿はスンバらしかったのよ!あんたとは基本がちがうのよ!」・・・とでもいいたかったのか?
まあ、少々私の受け取り方がひがんでるのかな。そうかも。
でも。きもの好きをアピールするなら、正絹(縦横絹でも虫って喰うの?)のつけ下げ暖簾を陽の差すところに掛けるとか、木綿着てるやつに「着飾ってる」とか言わない方が知的だと思う。
「あなたの車、いい色ね。私の大好きな黄色。」
「あ、はい…。」
お米を親戚に送るため、郵便局の米袋が欲しかったのですが、残念ながら品切れ。
「ああ、もうないわよね。私は9月の終りに大急ぎで送ったから、もらえたの。」
「はあ。早稲…ですか?」
「ううん。コシヒカリ。内で乾燥機かけるから。一生懸命頑張ってね。農協に持っていくと、待ち時間がかかるでしょ。その暇惜しんで頑張ってるのよ。」
あわあわあわ・・・・・・。いったいどうしよう。この人、何が言いたいんだろう。
「じゃ、お先に。」
「はい、お気をつけて。」
ああ、なんだか疲れた。しかも、小一時間も訊いていた。
由岐さおり張りの笑顔の美しい奥様。一緒に「赤とんぼ」でも歌えばよかった。
ひがんで受けることなく、「着物・ちょっと昔の話」の語りだと思っておけばいい。
…んだけどね。
人は裸じゃ暮らせない。だから、衣服をまとう。どうせ何かを着るのなら、好きなものを着たい。
だから、私は着物を着ているのだ。好きじゃないものを着たくないのだ。
失礼のない範囲で、好きな着物を着ているのだ。
でも、どうしても、難しいことをいう人がいる。
着物を着続ける限り、避けられないオプションみたいなもんかなぁ。
あの奥様。着たいなら着ればいいだけのことを、破れない。
色白で、上品だから、とってもきれいだろうと思うんだ。柔らかものを着たら。
朝から晩まで田んぼにいるわけじゃない。目立つのがこわいなら家で着て楽しめばいい。
いつ、はかなくなってしまうかわからないのに。今着ないで、いつになったら着られるの?
体が自由に動くうちに、好きな着物を着たらいいのに。もったいない。着物たちは箪笥でじっと待ってるのに。
数年前、義母が、「もう、着物は着られんで、全部上げるちゃ。あたしが生きとるうちに、着て見せて。」と、黒紋付き以外のすべての着物をくれた。
次男が結婚した年のことだった。
義母にとっては、「これで、もう黒留を着ることもない。」と、区切りがついたのではなかったかと思う。
そして、連れ合いを見送る時のための黒紋付きだけを大切にしまっている。
とってもおしゃれ好きな義母は、いつも病院に行く時は、よそいきに着替える。私は彼女のそこが大好き。
どんなに時間がかかっても、何とかボタンをとめて、マニキュアも塗って。
「忙しくて、着物なんて着てられないわ!」・・・というのは構わないけど、それを理由に他人を責めるような人には、義母の姿を見せてやりたいといつも思う。
義母は、ハマっこで、しかもド派手が大好きな人だったらしい。
この山に嫁いできたとき、きっといろいろ言われたろうと思う。(現に、彼女のモンペの端切れなどは、ど~~考えても娘さんの色柄だ!)
だから、着物を着る私をいつもかばってくれる。褒めてくれる。
おしゃれは死ぬまで楽しむと思う。そうじゃなきゃおかあさんじゃない!
私も、人にイケズ言われても、笑っていなせるほどの、粋なおばあちゃんになりたい。
★゜・。。注意。。・゜☆
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御宮さんの階段で御滑りを楽しむ(あまりの楽しさによだれが垂れてしまう…
)末っ子の図。
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