キャベツとバアちゃん達
冷蔵庫には入りきらない!!!
ただいま、我が家の流しには、キャベツが9つ。夕べまでは10玉ありました。
必死にキャベツ消費法を考えているのですが、コレがなかなか・・・・。(因みに夕べはキャベツを固めたようなお好み焼きでした。美味しかった^^実家の母が大阪人なので、いつもは大阪風なんですが、夕べのは限りなく広島焼き風となりました)
私は畑にキャベツを育ててはおりません。すべて頂きものでございます・・・。どこのうちでも、一気に食べごろを迎えたキャベツの嫁入り先に頭を悩ませているようです^^;
そんなに作らなきゃいいのに・と思いますか?いやいや、バアちゃん達は、地面を「あそばせておく」ことが出来ません。もし、いくらか枯れたら・と思うと保険分も植えなければ落ち着きません。ご先祖(思い出すのも辛い、鬼のような姑であっても)が、必死で守ってきた土地を自分の代で荒らすわけにはいかない。
そして何より、可愛いのですね、畑も、作物も・・・・。
『姐さん、食べてくだはれ~』『浅漬けにでもされませよ~^^』と、日に何度も、小さな体で重いキャベツを届けてくれます。
昨日、集落の『田植え上がり』慰安会がありまして、ジイちゃん・バアちゃんたちと一緒に日帰り温泉旅行にいきました~^^
いいお湯でした!で、飯は『うろたえるほど』不味かった!『自分で作らせろ!』と言いたくなるほど・・。
『げっへっへっへ・・・』と、昔は三つ編みおさげに藍絣のモンペが初々しい乙女であったことが遠い幻と化した、迫力満点の笑いと酒量。ナゾの唄をマイク握り締めて歌い上げるその姿。化繊の手縫いの手提げから、イリュージョンのように出てくる出てくる、飴玉やおかき類。末っ子のおちんちんに『アラ・可愛いや~^^婆ちゃんにくれ~』と大喜び。面白い・・・。私は年寄り衆の空気がだいすきです・・。
今朝もキャベツを切りながら、ふと思いました。昨日の帰りのバス。揺られるバアちゃん達のうしろ頭を見ていたら、『ああ・みんな、一人ずつ、このバス降りて言ってしまうんだ。違う乗り物に乗り換えて、昇っていってしまうんだ。』と、すごくリアルに感じてしまった。周りの畑もじわじわと荒れ始めてる。山を離れる人も少なくない。バアちゃんがひとり逝く度に、ここの人口は減っていく。
私の子供達は山に暮らしてくれるだろうか?・・主人が逝ってしまったら、私はこの集落の最後の住人になるのかも・・・。
人が去り、里山は荒れて、けもの達との境界線が消えてしまいました。人里に下りて、畑のなりものを食べるようになったら、もう山には帰りません。畑に出るのも恐ろしいくらいです。朝、窓をあけたら目の前にカモシカが立っていたり、テンがビックリしていたり・・。ここ数年で、ほんとに色々変わりました。バアちゃん達が『こんなこと、今までなかった・・。』と言うのだから恐ろしい。
バアちゃんたちのキャベツ、もうアト何年食べさせてもらえるかなぁ。これからはキャベツも作れるようになろう。バアちゃんたちが元気なうちに色々教えてもらわなきゃ。
そんで、子ども達に伝えていきたい。着るもの、食べるもの、住んでるところのこと・・。ひとりくらいは気に留めてくれるといいな。・・・無理・かな・・。
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