睡蓮と格闘・・・
うちの裏には池と言うよりは沼のようなものがあります。
通称「鯉ドブ」。その名の通り、鯉をメインに放しておりました。
モリアオガエルやらイトトンボやらが棲んでいて、いい感じなのです。
以前はそのドブの真横の減反の水田に加賀蓮根を育てていて、花の盛りの美しさと言ったら、少し怖いくらいでした。(公共工事の関係であえなく絶えてしまいましたが・・・)
義父(恐ろしいほどの働き者兼道楽のひと)は、山仕事のバイトで得たお金で大量の錦鯉を連れてきました!で、鯉たちが安心できる蔭を作ろうと、睡蓮を浮かべました。
私はうきうき^^蓮が絶えて寂しかったので、この睡蓮と鯉が可愛くて・・・・。
なのに!突然カラスやサギが、通い始めて、あっという間に鯉は喰われてしまったのです~!!
気がつくと、2匹の鯉と、やたら拡がった睡蓮だけの溝になっておりました・・・・。
で、昨日の朝、義父は、「今日は、鯉ドブの大掃除をするよ。」。そういえば、ここ何年もできずにいたもんねぇ・・・。「ヘドロを全部出して、清水の池にするから、ちょっとたいへんじゃ。ユンボもってくるかな。」。へ?なにするの?
実は、岩魚の子を100匹買って、預けてあるで、ここをキレイにしたら放す。網も用意してあるで、カラスの心配もなかろう。
嗚呼・・・。お義父さんありがとう・・・。ぐうたらな私を鍛える為に、いのししや犬や、仕舞いに岩魚100匹の世話まで用意してくださって・・・・・・。
で、掃除開始。コレが半端じゃないしんどさっ!長~いこと浚ってなかったヘドロの深さに驚いたら、今度はそのヘドロにびっしり根を張った睡蓮に絶句!!!ぬ・抜けん!!
義父がボキボキ折り取って、水から揚げた睡連たちを洗い続ける私。嗚呼、蓮根農家の方たちって一体どんな苦労をなさってるんだろう・・・・・・・なんて思いながら、終わりのない格闘を・・・。絣のモンペは泥だらけ~^^;
でも、おもしろかった。根っこを折ると、ポン!って空気のはじける音がする。・・つぼみって、こんな根元から出来上がってて、ソレがず~っと伸び上がって水面から顔出して咲いてるんだ~。頭で分かってても改めて見るとなんか不思議。溺れないのね・・。
かえるの卵。赤ハラ(ヤモリ)。でっかいタニシ(似て食べよう)。丸々太ったヤゴ。ず~っと前に放して、行方が分からなくなってしまった岩魚が一匹でてきたり・・・。沢蟹もいっぱい。
・・ん?待てよ。鳥避けネットを張るってことは、睡蓮が見えにくくなるってことか?やだな。
そこで、このところ閑だった、「化学実験用、ガラスの密封容器」(蓋が割れちゃってがっかり・・。すりガラス同士が擦れるあの音がもう聞けないの・・。因みにコレは、昔勤めてた鋳物屋の、着色実験室から頂戴した、かなりの年季モノ。アルコールランプたちと共に、当時独身だったわたしの元へ・・・)に、一株移して、お勝手の縁におきました。
ふわぁ・・・きれい・・・。
水仕事しながらいつでも眺められるんだ・・。すてき・・・。小学校の古い棚の蔭から、白い首がすうっと伸びて見えて、なんともいい感じ・・。どうしてもっと早くこうしなかったんだろう!
あ、ボーフラ湧くから、金魚かメダカ入れとかないと・・・。
・・に、しても、あまりに多いこの睡蓮。とりあえずお友達に一株ずつ引き取ってもらうことにしたけれど。週末の「あおぞら市」にでも持っていこうかなあ・・・。
コーヒー(私はヒルズ・モカ愛飲)を飲みながら、白い花を飽かず眺めておりました。誠に優雅な光景ざましょ?ところがね、指がすべて真っ黒け!蓮の灰汁で染まってしまったの!ほんとの黒・です。泥染めの喪服の黒!よ~く見ると藍絣のきものにも乾いた色の水玉模様が・・・。
鏡を覗くと、顔中水玉模様でした。なんでうちの家族は一言も教えてくれないんだ?・・・きっと、「姐ちゃんのこっちゃから、しっとってもそのまま居るんじゃろう。」って思ってるんだろうな・・・。
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