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着物に

…ルールはないのよ。

 と、常日頃 お世話になりっぱなしの方がつぶやいたのを聞いて、

「ああ・そうか。そうなのか。私はその殻を破らなきゃ…。もっと、もっともっと楽しんで着物を着ていきたい。」…と、心から 思いました。

 娘がちょろりとお邪魔させていただいた、お座敷芸の舞台裏でのことです。

017 娘は、お師匠様から頂いた、一つ紋つきの中振り袖を着ました。襟芯もなし、補正なし、帯板なし、伊達襟もなし、ゆったりと着せていただきました。

 帯結びは福良雀系でふんわりと。

015 こんな可愛らしい着物は、今・このくらいの微妙な年頃に着ておいてほしいな…と思います。

(帯は現代なので、色や照りがキッツいですsweat02ごめんなさい…down

 自分は娘時分、もちろん「いやよ!赤やら桃色やらは!!」でした┐(´-`)┌

もったいないことした!!ほんとに 今・そう思います。

 多少「おへちゃ」さんだったとしても、「おでぶ」さんでも「がりこ」さんでも、娘さんだけの輝きってのがあるのだから、もうそれだけでかわいらしくって・何とも美しいのです。だから、そのやわらかな肌にふさわしい、柔らかい色を纏っておいてほしい…confident

 こんな贅沢な着物を、何もわからずに嬉しそうに着て ほほ笑んでほしい。

大人になって、振り返った時、きっと胸の中にいろんな想いが湧くと思うのです。沢山の「ありがとう」が、心に残り続けると思うのです。

 お師匠さんは、さらりと「…いいわねぇ。よく似合うわよ。巡り合わせなのよ。」とおっしゃって、嬉しそうに娘を見てくださいました。

 その時、つくづく、「ああ。先生は、本当に着物を伝えていきたくて、欲なんて持ってらっしゃらない。自分自身を着物にとっての通過点になさってるんだ。」と思いました。

 私は、幸運にも、そういった「ほんとに着物を愛してやまない方」たちに巡り合わせて頂いてるのに・ただ甘えて、ただ漫然と着物を着て暮らすだけsign02

 一から、きものに向き合い直そう。

着ることをもっと大切にしよう。

襟を正そう。

049

くだらない殻を破って、もっともっと きものにぶつかっていこう。

 半襟だとか、風呂敷だとか、そういう区別を忘れよう。

布は布として、いろんな形で使っていこう。

 今回のおっしょ様は、夜鷹姿で 凄まじく早い踊りを見せてくださいました~~lovely

で、お姐さま方は、お引き姿の前回とはまた違う、おしゃれな大正時分のお姐さんな装いで、古き良きおわらを見せてくださいました。

029

手甲・編みがさ・紅たすきで、揺れる長いたもとが何とも素敵でした。

ふっくら 後見が素敵shine

 なんだかとりとめのない記事ですが、とにかく私はわが身の運の良さに感謝して、

もっともっと楽ちんに着物を楽しもう!と思った一日だったのです。

 娘のおかげで こんないろんな出会いがあったりする。

子供のおかげでもっと着物が好きになれるなんて、不思議な気持ちです。

ありがとね。

073_2 …しみじみ、固いわ。私!もっと楽になればいいんじゃない!お母さん・な着姿に縛られなくてもいいのにねsmile

 

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こどものこと」カテゴリの記事

コメント

あぁ「初々しい」とは、こういうことですわ。
すでになくしてしまったものへの憧憬です?!
ほんとに、コテコテとカオを塗らなくても、
うなじをきれいにそりこまなくても、
まんまで一番!なんですよね。
よく似合ってます。
なんかもぉギュッってしたい(逃げられた…)
いつも「ゆんさんはほんとにいいおっしょさんに
めぐり合ってしあわせだなぁ」と思ってます。

ゆんさん半襟ステキ…。
おかあさん着物も、マイ着物も、みんな楽しんで
きてください。
着物のルールはひとつだけ、
そばにいる人、相手に失礼にならないこと…。
片ハダ脱ぎが、ナニがどう失礼なのか、
ダレに対して失礼なのか、それだけなんですよ。

投稿: とんぼ | 2010年2月15日 (月) 12時39分

とんぼさまnote

 こんにちは!コメントありがとうございます!

 「着物を愛してやまない方たち」。’たち’の筆頭に、もちろんとんぼさんを思い浮かべて居ります。いつも、本当にありがとうございます。

 いやはや、実は襟足と生え際のお手入れをせねば!と思って・そのまま当日を迎えた怠惰な母親でございます…ヾ(_ _*)ハンセイ・・・

 来る卒業式には袴で出る!と申しておりますので、その時にはおでこをすっきりさせてやらねば…sweat01でも、怖いですよね!!子供の肌にカミソリ当てるのって!

 着物って、ほんとはもっともっと「自分に似合うもの」という選択ができるものなはずですよね…。なんで、「現代の着姿=大寄せ茶会」みたいになっちゃったんだろう?そして、そう思いながらも自分自身がその殻に覆われてるんだろう?…と。
 反対に、その殻を取っ払い過ぎて、「何でもあり」の大安売りみたいな流れもあって…。
 

 粋筋あり、上方風あり、昭和のおかんあり…と、様々な生き方の見える着姿を伝えてこられなかったこの国のうねりが悔しいと思います。

 これからも とんぼさんのお話を楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたしますshine

投稿: ゆん | 2010年2月15日 (月) 13時34分

素敵なおししょさんですねえ~~
何とも可愛い!おぼこい!!娘欲しい!!
いいもの見せて頂きましたよ^^

この時期にギチギチに着付けられて苦しい思い出が残ってしまうと、後が大変。
優しい着付けがありがたいですね。
いやもう、ほんとに可愛らしい・・・(感涙~)

わたしは着物ならではの堅苦しいところも好きだし、生活に合わせて柔軟に変えられるところも好きです。
美味しいとこどりで楽しいのが一番!なんですが、気が付かないうちに縛られていたりしますよね;;

着る事が大事。
ほんとにそう思います。
着物なんて、資格もないのに着ていいの??って思う人が多いようだし、
身近に着る人が一人でも居たら、「ああ、あの人はこんな風に着てたっけ」と後から判る事も沢山ありますよね。

ゆんさんの着姿を、大きくなってから思い出す人は娘さんだけじゃないですよね、きっと。

投稿: おつう | 2010年2月15日 (月) 14時23分

おつうさまring
(この指輪の絵は末っ子のチョイス!おつうさんにきれいなの選んであげた・そうですcoldsweats01

 こんばんは~!コメントありがとうございます~。

 こ~~んなこと言ってて、着物を着ることの楽しさを求めるうちに、「自分の殻を破ること」に縛られてたら大笑い!ですね。

 着物の着心地にほれ込んで居ても、洋服育ちだから・消えない違和感があるのだと、いまさら実感しました(゚ー゚;
 でも、残り何年かわからないけど、くたっと着られるババさになった頃には 「脳も着物」になってるといいな。


 そう!かわいいでしょ!
自分の娘としてでなく、着物を着る人として見てしまいましたよ!うらやましい!って(笑

 着物と洋服との決定的な違いは、「人の旬」を表すことができる点かもしれないなぁ…。

 え?娘欲しい?そうでしょうとも!少子化の波に逆らって 4人目にトライrunですがな!

 肩の力抜いて、一日一日着るものを楽しんでいきたいですねconfidentこれからもよろしくお願いしますheart02

投稿: ゆん | 2010年2月15日 (月) 18時00分

あぁ、素敵!なんて可愛くて初々しいんでしょうheart04
私も着物が大好きです。
若い頃・・・母が選んでくれるのは、いつも「優しい」お色の
着物ばかりでした。
今しか着られないんだから・・・と言う母の言葉に逆らって、
黒だの茶だの(母曰く「婆色」だそうで)を好んだ私です。
でも今頃になって「優しい色も可愛い柄も、着ておけば良かったなあ」としみじみ思います。
その年頃でなければ着られない色柄、その年頃を一番
輝かせる色柄が有ることに気付きませんでした。
ソレが若さなのかもしれませんね。
自分自身が着物に包まれる安心感ももちろんですが、
他の人の着物姿の何とも心地よいこと。
特に幼子から成人あたりまでの着姿は、
何とも嬉しく眺めてしまいます。
いつから着物がこんなにも堅苦しい物になったのかと思います。
もっと「気楽にね~」と言ってくれる先人が沢山居たら、
こんなにも着物離れが進まなかったかもしれないと・・・
嘆いても仕方のないこと・・・せめて嬉しい画像で
ホッコリさせていただきますhappy01本当に可愛い。可愛いわあ~note
ゆんさんの着物姿、堅くても、お母さんな着物でも、
そしてモンペ姿も、大好きです!!!

投稿: 夢 | 2010年2月16日 (火) 10時55分

夢さまsnow
 こんにちは!コメントありがとうございますheart04

 外は また雪snow。でも、もう春の雪です。

 ただただ可愛かった娘が、この冬一気に眩しく変わっていきましたcoldsweats02よく、さなぎから…といいますけど、本当にそんな感じ!去年の襦袢も帯も、そぐわないんです。驚きました。(…と・同時にわが身の衰えっぷりも一気に加速!)

 「婆色」ですよね・若いころに着たいのは(笑

 呉服屋さんは「今の子は親の言うことなんて聞かないし、親も着物が判ってないから、どうしても黒地とかバラcuteものしか売れないんです~。」っておっしゃってますね。ああ・もったいない~~cryingもっと柔らかなものを着てほしい~~~~sweat01

 つい「オカンな着姿」になってしまうのは、きっと 私の記憶の中の着物姿の人というのが 母と祖母だけだからなんでしょうね~~coldsweats01周りの人はすべて洋服でしたから…。羽織か引っ張りか・の違いだけで、とにかく控えめな装いで!という…。
 

 で!モンペに関しては、回り中の婆さが完璧な着こなしで闊歩している田舎ですから!これはバッチリ見て育ってます(笑
 でも。気がついたら、上着は薄い水色の小花柄のブラウスに代わってました。絣の短着は少ないです。

 これからも、「山のおばちゃんの楽チン着物」姿で 気楽に着ていきたいですnotes

 夢さん、これからも、のんびりとお付き合いくださいませheart01

投稿: ゆん | 2010年2月16日 (火) 11時48分

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