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空の下。

…きくちいまさんのブログで、

「フランダースの大人たちはなんでネロを見殺しに…annoy」という趣旨の話がありまして、

私は色々振り返りました。

 

 マッチ売りの少女も、小公女セーラも、哀れやら・切ないやら…。

 きっと、みんなが貧しくて、道端で死んでいく子供というものが存在していたからだとも思うのですが、こういうお話がよく読み聞かせられていた・ほんの少し前の日本って、大人があったかい膝の上で子供の心を孤独に落とさない状態で、「子供の道徳」をはぐぐむことができていたんだろうな。

  今の子供たちに、「ハイ、勝手にこれ読んでなさい。」って「人魚姫」やら「幸せの王子」やらを与えたら…恐怖で不安に染まるか、「ああ、やっぱこんなもんかな。」って世の中の斜めに見てしまうか…という危惧を抱いてしまう私。

 

 恐ろしく、悲しい話って、幼い胸には必要なんだと思う。ただし、「ちゃんと、ここに守ってくれる人がいる」という状態で、その未知の世界に思いを馳せたりする…という経験でないと、ただのトラウマ(ノ_-。)

  「母を訪ねて三千里」というアニメーションがありました。

 

 毎週毎週、幼いマルコが大絶叫するんです~~crying

「かあさん!ぼくだよ・マルコだよ!!あけてよ、かあさぁん!!」

 …もう引っ越してしまってて、母さんには逢えない。

 

 で、おかっぱ頭の私は、滝の涙を袖で拭って正座。

 どうしようもない気持ちでいると、カルピスの宣伝をはさんで、明るいアコーディオンの伴奏に乗せて、前向きな声(堀江美都子さん?)の「かあさん おはよう」の歌が始まって。

 私はこの歌を聴いて、少し気持ちが救われて、日曜の「tvまんがの時間」が終わった・と思うのでした。

(…実はそのあとしっかり「NHK・大河ドラマ」観るんだけどね!!テレビっ子!!子供たちには内緒じゃ。)

  「かあさん おはよう」の歌は 今でもよく歌いますnote

 私にとって、生まれて初めての「マイ・ソノシートnewmoon」だったんです(をを!年が…)。

(ちなみに、人生初の「マイ・LP盤」は’銀河鉄道999’coldsweats01

 この歌を聴いていて、ある時突然、「そうか!お日様って、大きなのが一つあって、いろんな国の空を繋いで回ってるんだ!」って気付いたんです。

 別に繋いで回ってるわけではないのかもしれないけれど、みんな、空の下に居るんだと思ったんです。

(のちに谷川俊太郎さんの「朝のリレー」を知って、「この人とは友達になれそう」などと大きな勘違いをした。)

 

 子供を持ってから、「かあさん おはよう」を歌おうとすると、胸が詰まって声が出なくなることが多くなりました(をを!これも年が…)(;ω;)

 

 マルコも、いろんな子供たちも、顔を見て 「お母ちゃん・おはようsun」って言いたいよね。

 現実には、「もうannoy早く起きなさい!!」が先で、優しいお母ちゃんとは月と地球ほどの距離があるんですけどね!!

048 <画像は、朝の必需品・おみそ汁に入れる手前の天然えのきheart02>

 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

悲しいお話で育つ心の部分ってありますよね・・・。
わたしはそういう分野は、活字で取り入れる子供でした。

息子たちはTVとかゲームとか垂れ流しの音楽とか、簡単な入力で何でも得てしまうので、良くないなあ・・・と思ってしまいます。

アニメとニュース番組とドラマの違いが判らなくなっているんですよ。

実体験から得る情報が、極端に少ないせいだと思います。

「こんなTV見ちゃダメ!」なんて言わないお母さんになる予定だったのに・・・。

理想はほど遠いです;;悲し~~;;

投稿: おつう | 2009年11月 3日 (火) 10時43分

最近テレビを見ていて思うのは、安心して子供にテレビを預けられる番組が少なくなったことです。
昔はありましたよねえ。
アニメなんかでも「文部省推奨」みたいなアニメとか、見ているだけでほのぼのしたり、ヤキモキしたり、号泣したり。
本当の意味で「子供向け」と言うのでしょうか、
そんな番組が沢山ありました。
そんなアニメから、子供ながらに色々なことを学んだような気がします。
懐かしい昭和の時代、子供を子供らしく育てようと守られた時代、親たちはきっと安心してテレビに「子守」をさせることが出来たのかもしれません。
どうかこれからの時代に育つ子供のためにも、映像業界の視点が変わってくれますように。

投稿: 夢 | 2009年11月 3日 (火) 11時51分

おつうさまsnow

 こんにちは!降りましたよ~、初雪!

 本って、手触りとか匂い(…カビや、干からびたみかんの繊維もあり)・重さ、色…様々なものが手伝って、心に入ってきますね。手順を踏んで。
 

 >アニメとニュース番組とドラマの違いが判らなくなっているんですよ。

 ほんとですね…。大人自体が判らなくなってるから、子供はますます判らないと思います。
 

 子供たちとニュースを観る時は…緊張しますが、いろいろ話をします。こと、女の子が二人いるので 忌わしい犯罪の話は堪えますが、きちんと説明しています…(゚ー゚;
 現実を知らないと身を守れないと思うので…。

 愉しさも、悲しさも、ものすごいスピードで通り過ぎてしまうので、やっぱり自分で速度を選べる「本」「実体験」「経験者の生の話」が大切だなぁって思います。


 
 で、「〇〇劇場」って、日本のお話がなかったのはなぜなんでしょう。 

 


投稿: ゆん | 2009年11月 3日 (火) 13時40分

夢さまsnow
 こんにちは!すっかり冬の寒さですねぇcafe


 昔って、「子供の時間」と「大人の時間」がはっきりしてましたよね!で、大人の世界をちらっと感じたりするとドキドキして。(親は焦るし)

 アニメソングが、いつからか「普通のバンドのポップス曲」に代わって、そのころから大人も楽しめる内容になっていって、今じゃ危なっかしくて子供には見せられないアニメが多くなってしまいましたよねぇsweat02

 せめて時間で きちんと区切ってほしいです。もちろんコマーシャルの内容も・です。

 …な~んて、我が家の場合は、姑が問題なんですよ!子供たちがそばに居ても、レイプ・強盗・殺人場面を平気で流してるannoy
 何度も注意してるんですが変わりませんsweat02自分がそんな目に遭ったらどう思うのよ!って思う私が変なのか?


 …アロアって、いろんなトラウマを抱えてしまったと思うんですが…その後の彼女の人生ってどうなったんでしょう。

投稿: ゆん | 2009年11月 3日 (火) 13時52分

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