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遊んでました。

思い立って、イチゴを シロップ煮にして、冷凍パイシートを引っ張り出して 焼き、

電子レンジで「手抜きカスタードクリーム」を作り、「それなりパイ」に。

 それと並行して、このところ 溜め込んでいた コーヒーガラで、ヤケやらシミやらがひどい近江上布の着物を一回染めました。

 肩裏の木綿は がっちり染まって渋いわ…。でも、表地は 「まだよくわからんな。」という具合。もっと染め重ねよっと。

 それなりに染まったら、おうち着・というか、ほぼ寝巻にする予定。着つぶした浴衣を寝巻にしているのですが、真夏はやっぱり麻がいいので…。

 

 なんかね。

地デジtvや やたら明るい照明のおかげで、「見えなくていいもの」が曝されてしまってる気がしませんか~~?

 私なんて 矯正視力で生活してるから、朝 コンタクトレンズ装着した瞬間は、「ああ、何だか 世の中って こんなに線がはっきりしてるんだ…。」って違和感を覚えます。

 昔なら、うす暗くなっちゃえば 多少シミが浮いた 着物も お肌もそれなりに見えたんじゃないかしら。

 

 明るすぎる夜は、人の心の「許容量」を奪ってやしないかしら。

 しっとり装った「大人の女性」の、家事にまみれたごっつい手を ばっちり照らす蛍光灯。

 

 それとは知らず、暗がりで手を取って 初めて 「ああ・こんなに荒れて…。」と気づくのなら グッときそうな気がしませんか…。

 

 年を超越してると思ってた女優さんを 地デジでみたら軽い衝撃を受けてしまうし、ごっついキャスターおじさんのドーランの濃さも目につくし、時代劇ではヅラのメッシュが見えすぎて 入り込めなくなってしまう。

 で、ついつい「ふる~~い映画」の、荒い画面に踊る 美男美女に 「スタァの輝きshine」を求めてしまう今日この頃です。

 鮮やか過ぎる画面に曝される 肌の表面もそうだけど、ワイドショーで うそかまことか、「暮らしのニオイ」をばらし合うスタァの皆さんに なんだかやるせないものを抱いてしまいます。

 

 ああ、でも。藤間紫さん。この世のものとは思われない、背中の少し後ろから湧いている煙のような光のようなもの。

 こういう美しさって、ちょっとおみかけしません。亡くなってしまわれたのですね。合掌。

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コメント

平安時代の「白塗り」はお化粧というより
真っ暗な中の逢瀬で「ここが顔デス」と
わかるためのもの…わびし…。
芸者さんたちの白塗りも、昔は照明が
「ろうそく」だったりする中で、
際立たせるためのもの…。
今じゃ、しわのなかまでみえそーなほど
明るいですよねぇ。
まぁ明るいほうが、老眼の身には
ありがたいのですが、
「闇」をなくしてしまった今の時代、
隠す優雅さや、たゆとう美しさが、
へりましたねぇ。
闇の中にあるのは、わるいものばかりじゃ
ないと思うんですけどね。

投稿: とんぼ | 2009年3月30日 (月) 19時33分

とんぼさまcherryblossom

 富山は、今日、桜の開花宣言がなされましたが…「嘘やろ?桜?どこに?」って感じです!

 「陰影礼賛」じゃありませんが、影絵遊びも楽しめない日本の夜というのは味気ないですねぇ。
 
 「匂立つような美しさ」・も、キンキンの明るさの中で放たれるものではないような気がします…。

投稿: ゆん | 2009年3月30日 (月) 22時03分

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