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お雛様ですね。

 しかして、残念ながら、平日ということと、義母が転倒・骨折shockの憂き目に遭いまして、今年はどなたもお招きせず、静かなおひな祭りにしました…。

昨日、拙ブログにおきましては、「山の春bud」などをお届けし、ほわ~んとした空気に包まれておりましたのが、なんと一変!真冬のような寒さに逆戻りpenguin

関東方面では大雪の恐れとか(さ・さすがとんぼ姉さん!大当たりの予感…crying)。

どうぞ、事故やけが人のないことをお祈りします。

さて。

桃の節句ということで少しはおしゃれなものでも着たいところ。

ですが、前出の通り、ちょいと義母の手助けなどをしたいので、なんぼなんでも柔らかもの・というわけにはいきません。

で、紬をチョイス(あ。あたし、森永のチョイス大好き!生クリームでふやかして、桃缶入れて食べたりするの!離乳食かっての!)。

003_2

せめてどこかにお花の気配を…と、土曜に買ったばかりのタビっくすを履いてみました。

どっこい、大失敗!さ・寒いsnow

そのうえ、なんともおかしなつま先の様子!うう…down

足が靴下の中で踊ってしまい、落ち着きません。やっぱりガッチリ別珍足袋にするのだった…sad

 で、この紬は、私のお宝shine

 八掛けの臙脂(今・はっかけのえんじって入れたら、’客家毛の園児’だって!!歯ッ欠けの園児でもいいかも!)もあったかい、おもちゃ尽くしの紬です。

 襟元は、こんな風。

009 あまり、しゃれっ気ないけど、子供たちの成長を願って(って、もう十分でっかいか?)。

ハイ。今年の花粉はかなり手ごわいですsad

鼻の不快感とぜんそくと目の痛みdown

今日なんて、気温は低いのに、強い風に巻き上げられて、花粉舞う舞う~~~~bomb

春を待ちわびるはずが、なんとも複雑な心持にさせられる昨今でございます。

山暮らししてない頃は、「花粉症なんて、いったい誰がなってるの?」などとゴーマンかましておりましたが、360度杉林という毎日の中で、年を追うごとに「ん?まさか?いや!認めんぞ!!絶対許さん!」などと、娘が連れてきた若い男に空しい闘志を燃やす父ちゃんのような意地を張っておりました。

で、先日の耳鼻科通いの折、「おや。花粉症ですね。ついでにお薬だしましょうか?」となってしまったわけです。

和服姿に大きなマスク。どうかすると姉さん被りもお付けして…。畑ならともかく・スーパーの駐車場で見かけたら 怪しいと思います。

お雛様から遠ざかってきましたね…。

どうしようかな、今晩娘たちにはウールでいいから着せてやらなイカンかな。

かわいい帯をいただいたことだし…、一時間だけでも晴れ着を着せようか。

004

ううむ。かわいい。

古い帯ですが、しつけもかかったままの、重くて素敵なものです。

実物はもっと鮮やかな黄色地です。娘後見なら・しんどくもないかな。

でもな。こういうときは、時間の逆算をして、ケーキの時間・杏仁豆腐の時間・ちらし寿司の段取り、揚げ物各種、酒の肴の拵え、菜っ葉類の用意…と(それより、パソコンから離れたほうが時間が減らずに済むと思う。)。

 そう。残念ながら、本日、道明寺粉が手に入らず、桜餅のないお雛様になってしもうたのです!が~~ん!

 先日、お世話になった方への手土産に、手持ちの材料で道明寺を作り、その補充を怠ったがためのしくじり!!

ああ・何たること…。

で、スーパーで、出来あいのものを買えばよかったのですが、あまりの色のどぎつさ(と、値段の高さsweat01)に嫌気がさし、手が出なかった…。

まあ、ここは杏仁豆腐で我慢していただこう。

 …だから。お雛まつりの着物の話からどんどん遠ざかって行ってるってば…。

着物と言えば。

解かねばならんものがいくつもあって、内心焦っております。

006  この帯。

裏の繻子がずたずたに裂けております。

これをはずして、娘の帯に・と。

繻子は何とかいいとこどりして掛け襟にしたいのです。

はあ。こんなごっついの縫えるかな・私。

 あとは、「まず・この三枚」。

008 一番上の銘仙は、好きで好きで、だまして口をふさぐようにして(誰の?)着倒しまして、このままいったら身頃も避けるだろうという状態に陥りました(陥れた?)…。

八掛けと胴裏は木綿です。

二番目は、表地はまだ何とかいけそうですが(一部焼けあり)、八掛けがとても汚れているうえ、すり切れる手前、というかんじ。

三番目が、大変着心地のいいものなのですが、既に裾まわがし裂けました。裾まわしは、濃紺の紋付色無地の素敵な縮緬です!!昔の人は頭が柔らかで、どんなふうにしてでも使い道を模索したのだとわかります。袖口には、黒の絹。その他見えるところは節の多い紬が張ってあって、胴裏は木綿です。

表地はまだ大丈夫だと思うのですが。幕末のものだそうです。

こういう着物を、ほかにも幾枚も頂いて、とても大切にしているのですが、時々、もっと上手に使える方に譲ったほうがいいのかな…と思うこともあります。

かといって、あまりざくざく切り刻んでしまうのには抵抗があります。よほどしみだらけでない限りは、大きいまま活かせるのがいいと思っているのです。

だから、リサイクル店で母くらいの女性の団体が、まだ着られる着物を大量に買い込む姿を見かけると、「うう。あれはまだ着られるから、切ってほしくないなぁ。」なんて勝手に思ってりして。

さすがに、「小豆三粒乗る布は、使える。」というところまでは求めていませんがsweat01

001

冬は生き物にとっては命にかかわる厳しい季節。

先日、一羽のこっこが、体を壊して逝きました。

「もう助からない。」と分かった夜、そっと抱きあげたら、すっかり痩せて、骨だらけの体になっていました。

「くぅ~。」と、力なく啼いて、じっとしていました。よくあさ、冷たくなっていました。

 少し泣いたけど、この場合は、寿命だとあきらめがつきます。

遺骸は、浅く掘った穴に埋めました。去年死んでしまったこっこたちと同じお墓です。

 そのこっこたちも、今回のこっこも、骨さえ残っていません。羽が少しだけ。

なぜか?その辺に野生の皆さんが掘り返してきれいに食べつくすからです。

 繰り返しているのです。

 

外は雪です。

お雛祭りの雪って、なんともはかない響き。

細かい雪がひらひらと舞うのは、本当に寒い。

しんしんと、脚の下から冷えてきます。

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コメント

古着を「切るため」に買っていくお姉さん方を見るのは、なんとなく切ないですよねえ。
綺麗に甦らせてくれるというのは良く分かるのですが、着物としての寿命がまだまだあるのに、と思うとやっぱり・・・。
かといって自分を省みれば、十分に着物を生かしているとは言えず、ジレンマです(^^;

子供の頃に、飼っていた動物のお墓を作る時、「野犬が掘り返すから出来るだけ深く掘って埋めろ」と言われたのを思い出しました。
懐かしむというのとはちょっと違う感情ですが、そんなことを覚えていたんだ~というのに、ちょっと自分でも驚きました。
独り言のようですみません。

投稿: 茶ノ葉 | 2009年3月 3日 (火) 23時06分

茶ノ葉さまcherryblossom

こんにちは!独り言大歓迎です(笑)。

このブログ自体・独り言ぶつぶつ・って感じですもん!

 私も実家では深い穴掘ってました。で、山に来たら、「誰かが食べるだろうから浅くしとこう。」に変わっていたことを、茶ノ葉さんのコメントを読んで気がつきました。

 記憶の引出って、普段はどこにどうしているんでしょう?

 「着られないけど処分できない」着物の引出も、こんな風に整理できたらいいのにな!それで、ふと「あの布、使いたい!」って思いだしたときに現れる・と。最高です。(現実逃避ですね。)

投稿: ゆん | 2009年3月 4日 (水) 12時49分

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