« 晴耕雨読(BlogPet) | トップページ | ちょっと得意! »

とりとめなし

・・寝ぼけたことを書き連ねると思いますnight

 時々、無性に「着物が出てくる映画がみた~~~~い!!」

 ・・ってことがあります。

 ただ、いろんなきものを見たい・と選ぶ場合や、「あの方の着姿が見たい!」とえらぶものや・・。

 なんとなく心に引っ掛かる映画だったのは「流れる」。

 もともと幸田文さんの本が好きなので、見てみたかったのですが、田舎暮らしの悲しさ、

近くのレンタル屋さんはハリウッドものばかり。邦画は、現代ものか・あっても寅さんとクロサワ・・・・。(寅さん…ダメなんです。子供のころ、「今日の金曜ロードショウ・なんだろうnotesって期待を込めて9時を待って、tvちゃ~~~~ちゃららららららら~~~~・・にがっかりしたのがトラウマとなりにけり。いまだに入り込めない映画№1!)

 ・・で、ちょいと遠くのお店に行ったら、「いや、弱ったな・・・。」。

あるはあるは、邦画の山!!「電気くらげ」ってなんじゃ?「祇園の姉妹」素敵!etc.・・・。

 キリがないので、「流れる」と「はなれごぜ おりん」を借りて帰宅。ほえ~lovely

 「流れる」は、ついつい着物を見てしまって、筋は「原作となんか違う感じだなあ・・。」くらいに受け流してしまっていた愚かな私。

 田中絹代さんって肌の質感が素敵。ただ美しい肌の方とは違うの。なんかね、おかいこさんの手触りを思い出しました。

 山田五十鈴さんはまなざしが・・・・。

 高峰秀子さんは横顔が・・・・・。

要は、すべての役者さんの持つ雰囲気が、襟もとのグサっと感が、息苦しいストーリーを和らげてくれて、いつかもっとゆっくり見てみたいな~、と思わせてくれました。

 「おりん」は、樹林さんがすてきだった・・・・weep奈良岡朋子さんはいうまでもないけど~。

主人公は、破れ麻の葉のちぢみが素敵だった。きれいすぎる役者さんって、残念な面もあるんだなぁ・・と思いました。

 「富山の薬売り」のスケベ親父が出てくるんだけど、「いったいどこの富山?」って聞きたくなるほど、なぞの方言でした。なんじゃ・ありゃ!!

 どちらの映画も建物がよくて、着物がなじんでいました。(当り前か・・。)

 赤星たみこさんのブログだったと思うのですが、おなつかしや、青いタイルの「流し場」。やっぱりあの御勝手じゃないとね!!かっぽう着はね!!って。

 そういうの、もっと見たい。私の子供のころはあんな流しだった。母ひとり立てば、目いっぱいの狭さで・・・・。母の立ち動く姿を、お勝手の入り口の柱にもたれて眺めているのが好きだったなあ・・。

 冷蔵庫が来て、母がピンク色のプラスチックの容器で「ハウスプリン」を作ってくれるのが幸せ。(当時はお鍋で煮溶かさなければならなかった・・・。)

 母が、内職で「編み機」を使っていて、私と姉が眠る部屋の隅で、じゃ~かじゃ~かと腕を左右に動かして、しばらくすると、模様を変えるために糸をかけ直すカチャカチャって音が聞こえてくる。黄色い電球をスタンド代りにしてた。

 その情景は、今思うと映画みたいに美しいのです。お暇を告げるときの梨花さんのような、あのころの母の笑顔。胸元にビーズでお花の刺繍をあしらった、機械編みのセーターをよく着ていた。昔から、臙脂が大好きな母。

 私がきものにひかれるのは、母がきものの人だったからです。きっと。

先だってブログに書いたとおり、いい着物はなくしてしまっていたから、いつもウールに、八丈もどきのひっぱりでした。学校行事の時は羽織を着て。

 無性に着物の映画を観たくなるのって、子供のころに帰りたいって願望が湧いた時なのかもしれません。樟脳の匂い交じりの母に抱きついた時の感覚が恋しい時、なんちゃって。

 私の子供たちは皆、着物に関する名前をもらいました。

 その頃、私は着物暮らしではなかったし、毎日着るようになるなんて夢にも思っていなかった。

 でも、こころのどこかに、「おかあちゃん=きもの」というのがあって、そんな名前ばかりになったのかも・・。(もちろん・主人が気に入って決定したのですが)

 で、昔の日本のお母ちゃんには程遠いけれど、着物のおかあちゃんになって、今がある。

 私の着物は「お母ちゃん」な着物。甘えんぼの末っ子が「えへっ」て照れ笑いしながら、すぐ胸元にお手手入れられるような、ゆるい襟もと。

 自分の中の記憶を揺り起こすようにして、古い映画を観るのって、すごく幸せなことだと思います・・・・。

|

« 晴耕雨読(BlogPet) | トップページ | ちょっと得意! »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

最近、昭和30年代とか戦前くらいとか、
そんなドラマや映画がありますね。
なんか懐かしいですよ、やっぱり。
着物も決してかっこよくないけど、
とても自然でねぇ。
割烹着や、衿にかかったてぬぐいや、
つぎはぎのはんてんや…。
そんな中で芸者さんでも出てくると、
ほんとに「うつくしうつくし」…。

テレビの時代劇をみていると「時代考証」に
走っちまうので、いけませんなー。

投稿: とんぼ | 2008年5月27日 (火) 19時35分

とんぼさま
「テレビの時代劇にツッコミ」。入れますよ~、私も!(笑)

 「おいおい、この時分に帯締めはないやろ~?」とかsmile

 時代考証を意識して、なんか「濃いな~」と思ったのが、モッくんの「聖徳太子」!!お笑い芸人さんの「学芸会」なお芝居もナイス!!やっぱ「光のゲンちゃん」をやらかすNHkです!

投稿: ゆん | 2008年5月27日 (火) 20時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/398731/21201824

この記事へのトラックバック一覧です: とりとめなし:

« 晴耕雨読(BlogPet) | トップページ | ちょっと得意! »