ごめんなさ~~い!
すんごく・すんごく
反省しなきゃなりません!
ちっとばかり畑仕事頑張ったからって、内職の4月分がようけ当たったからって、自分の着るもん買うたなんて、しかも衣替えもしてなくて、冬物ごっそり山になってとっちらかってるってのに・・・・・・・・買いました・・・・。
いやね、そもそも・主人御用達の酒屋さんが、古着やさんのそばにあるってのがいけない。しかも・こんな衣更えの時期に。
素通りなんかできますか?ワゴンの中で単衣の帯が泣いてるかもしれないでしょ?
・・こんな感じの・・・。
ハイ・お持ち帰り~~![]()
ま、これから大活躍だしね、いいよね・・・って、
これ・・袷の羽織。
秋までお蔵入り・・。
でも!!仕舞い皺がひどいから、ちょうど伸しになっていいかも~!!
いやあ、細い羽織紐がかわいいし、丈の長さもいい感じでね・気に入ったのでね…(特にお値段が・・。)![]()
そばにいた、見るからに「リメイク好き」なご婦人がこれをじっとみつめていたのでなおさら心に食い込んだのです・・。
もう1点は夏の帯。擦れもあり、かつてのご主人がよく可愛がっておられたことがよくわかるものです。悩みましたが、なんだかご縁を感じたので・ハイ・お持ち帰り~![]()
因みに・下に敷いてあるのは、今着ているシルクウールの着物。今日はさっむ~~~いので、袷の紬を着るか、これを着るかで悩みました!!
確か、一昨日は綿麻の長じゅばんに単の紬でも汗をかいていたはず…・。ど~なってんの?今日なんて「ごっつい木綿の」長じゅばんだよ?さらにごつめのひっぱりまで着こんで・・。
とどめは畳屋さんの帆前掛け。ヤフオクでゲットした、うちと同じ苗字の商店のもの。飛びついてしまいましたよ(爆)
・・すでにお気づきでしょうか・・。そう・私は「紫ババア」なのです・・。
ご幼少のみぎりから、1番好きな色は「紫と茶」。次点が渋緑。かわいげのない子供です。昔から女の子は「赤」か「ピンク」が好きだというものでしたからね~![]()
女は赤・男は青。私はそのまん中が好きでした。
・・でも、お洋服にはいい紫ってないと思いませんか?
私にとって、いい紫の基準になっているのは、小学3年の時、母が「よそいき」にと姉とお揃いで買ってくれたジャンパースカートです。
重いウールのスカートで、胸で切り替えられて、太いひだが裾まで下りていました。少し開いた扇子の様だと思いました。そして、色。優しい薄紫・・。
白いとっくりセーターにそのスカート。髪をポニーに結わえて、深い茶色に黒の縁取りをした、しわ加工の幅広のリボンを結ぶのが、私にとって最高のおしゃれでした。(足元はお約束の白タイツに黒エナメルの靴ですよ。ザ・昭和!!)
大きくなって、自分で着たいものを選ぶようになってからは、東南アジアの布を求めました。できるだけ、時を経て落ち着いた色のものを選んでいたのですが、日差しの優しい日本に帰って着てみると、ちと違和感が。まあ・爪の先っちょほどのずれなんですが・・。
で、気が向いて嫁に行くことになったとき、両親が呉服屋さんに連れて行ってくれました。
洋服と異なり、たくさんの紫が・・。
その中から、母が青みがかった紫のスワトウの訪問着を、そしてそれにしっくりなじむ、じゅらくの帝王紫の袋帯を、父が見立ててくれました。
私の中の紫の基準は、そこでまた増えました。
・・でも、着物の紫っていうと、やっぱり昔のものはどの紫もこなれていて素敵・・。古い写真の着姿にうっとりです・・。
私はいやらしい性格なのか、少し前の人たちの私生活・・という読み物が大好きです![]()
なんで??と叫びそうになる、強烈な情愛のさまざま。生活やら人権やらを考えると胸が詰まってくるけれど、とにかく「衣食住」に真剣だった人々の情のこまやかさにひかれるのです。
以前、勤めていた鋳物屋のばあちゃんが、鼻からたばこの煙を滝登りしながらこぼしたセリフが心に残っています。
・・今の人っちゃあ、情ちゅもんが薄いがよ。だってさ、失恋したって川に飛び込まんやろ?おらの若いころっちゃあ、よう千保川に娘が身投げしたがよ。男に捨てられたゆうて・・。
若い女性の遺体なら・男たちが争って引き揚げた・というのはおまけですが・・。
何に使おうかなあ![]()
つやつや・しっとり・・。とってもきれいです・・。
黒髪から白い襟足、そして衣紋からちらりとこぼれる紅絹の赤・・・。うお~~!!私が男だったら・どっかのマレー熊みたいに頭抱えて苦悩するかも~~!
たとえその時代に生まれていても、つやっぽいタイプではなかったろうとは想像に難くないけど、でも、そんなオナゴを眺めることはできるだろうから、でもって、よれた着姿のきもの男児を見ることができるのだから、ああ、ギブ・ミー・タイムマシン!!!
終りに。
「大正生まれは金に細かい(または・汚い)。」とよく言うけれど、その根拠は何なのでしょうか?どなたかおきかせくださいませ・・・。(ちなみに私のまわりの大正人は皆・確かに金に細かい・・・)
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コメント
ウチの母も大正12年うまれですけどね、
ちょうど青春時代から、結婚するころが、
戦中戦後なんですよ。
一番、なんにもない時代、お金もない、
たとえあってもモノがない、
シゴトもない、戦争でやけて家もない、
そういうときに恋をしたり、
結婚したり、子供生んだり育てたり、
そんな20代30代なんですよね。
ケチというより「もったいない」と
「しぶい」でないと、
くらせなかったんじゃないかなー。
紫の君、良きものとの出会い、
よろしよろし、佳き日でありました。
投稿 とんぼ | 2008年5月11日 (日) 09時27分
とんぼさま
・・そうか・・。そうですね、ほんとに戦争で・戦争で・暮らしそのものが戦いの世代なんですね。
戦争した国は、100年かけなきゃ立ち直れないって言いますけど、40年先の日本ってどうなってるのかなあ・・。だれもいなかったらどうしよう
投稿 ゆん | 2008年5月11日 (日) 11時21分