いろんなきもの
・・・なんだかよくわからん。
・・という「きもの」姿をちょくちょく見かける今日この頃です。
新しいところだと「うのさん」の白無垢。あちこちで物議を醸しているようです。ワタシ個人といたしましては、
お宮参りの赤子の頭巾と涎掛けのようじゃのう・・。
そういえば、結納の時のフリソデが赤と黒でハート柄だったような・・あいまいですけど。
あと、なんだっけ・・。幸田さんって言う歌手のお姐さん。以前とんぼ様が「手篭め直後のような肩べろ~ん!」という説明を下さった、あの着姿。
・・で、今、手元に「ブライダルフェア*モダン和装&ドレスフロアショー」という広告がありまして・・・これまたタイトルからしてなんだかよくわからん^^;
『振袖+帯+長襦袢 振袖三点セット ご奉仕セット価格 157,500円』・・・のお写真が。
説明しよう。小さくひッつめた頭のてっぺんにぼわ~んとルーズにでっかくあんこを乗せて、赤紫の造花(ちらちらと揺れるビーズかざりもついてます)ON。
メイクは色味が少なく、モード系。マスカラだけが強い感じ。
半襟は黒地に白の小さな水玉模様。大目に見せて、黒バラのコサージュを中心に。
長着は白地に黒で細かいトランプモチーフを並べて。赤色の列が少しあるのがポイント。
帯は黒地に渋い金で三日月とお星様を描いたもの。前は結構上下をずらせて、幅を出してます。立矢なのかな。
帯揚げは赤の総鹿の子。
帯締めは赤地の真ん中に白い線を引いた四分。真珠の帯留。斜めに結びます。
足袋は焦げちゃ。よく観ると小花柄。
下駄は土踏まずまでの小さなもの。小町・・というよりぽっくりさん?鼻緒は黒地に花柄。
中着はオレンジピンク地のものと黒地のもの。「どちらも」花柄。・・重ね着です。で、重ね着がなぜわかる?
長着をふくらはぎまでたくし上げて、帯に挟んでドレープを楽しんでみたからです。
・・・コレは、一体どこへ行くための「ふりそで」なんだろう?
足袋の色を見ても、裾をう~んとあげて、中を見せてるところを観ても、成人式には出られまいっ!!
じゃあ、お友達と遊びに行くときに?振袖で?自分で着られるの?第一、この、足の半分までのぽっくりさんでは歩けまい!!
「撮影用ですから」? でも、この写真通りの取り合わせが気に入ってしまうでしょう?そして、丸々この通りに買うでしょう?
きもので、あそぼ! ・・とのコピーをこの呉服屋さんはいつも使っているのですが、今回だけは
「分からんヤツをきもので弄ぶな~~~~!!」
・・と思いました・・・・。
ワタシは、和洋問わず、普段着なら「自由に気楽に^^実験的にも^^」なんですが、相手があるとき用の装いは「基本が肝心」だと思っております。
うのさんの白無垢や、古~いところでは小室さんの奥様の「茶髪の高島田」、そういうのは「個人の趣向」が「そうなのね」、一応ルールは守ってあるのね・・なんだけど、この広告の「20歳のふりそで」はだめでしょ~!!!正装じゃないでしょ~!・・・と、思った。ぞ。
「モデルや芸能人」と、自分との境目がないのかな、今は。
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コメント
そういうのは着物ではなく「奇物」、
きているのは「イロモノの世界の人」
わからんで飛びつくのは「バカモノ」、
ヘーキで売るのは「バケモノ」といいます。
「虎んくるーむ」でも書きましたが、
ほんとに何も知らない人が、
「これでもいいんだ」と思ってしまうことが
とてもこわいのですよ。
基本も教えんと、金儲けばっかり。
「きものであそぼ」ではなく
「きものかってくれるやつであそぼ」…。
投稿 とんぼ | 2007年10月12日 (金) 21時37分
とんぼさま^^
『キモノ・イロモノ・バカモノ・バケモノ』!深くうなづいてしまいました。
この『セット』、おしゃれ小紋だというなら(裾は別として・・)、私もな~んとも思わないんですけどね。
この呉服屋さん、いい手拭を数多く扱っていて、そんな悪い印象は抱いていなかっただけに、肩の付け根からがっくりきました。(手拭しか見ない客だから、全く相手にはされてなかったけど~)
投稿 ゆん | 2007年10月12日 (金) 21時52分