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いかなきゃよかった。

この秋取れたての新米を、田舎を離れたおじさんたちに届けようと郵便局にいきました。

 昨日は、便を考えて隣町の局に行ったのですが、今日は嬉しい贈り物をするということで、「いつもどおり」、村の郵便局へ。

 重いお米と、自宅で記入済みの送り状を抱えて「いつもの」ふるいドアを開けました。

 「いらっしゃいませ。」と声をかけてくれたのは、局長さん。のみ。

 「・・・こんにちは。・コレ・お願いします・・。」。

 大きな声では言いにくい。だって、ほかに誰も・いない。

 いつもの親切な局員さんたちが、いない。端末も1台しか残ってない。あらゆるポスターがはがされて、しらっちゃけた壁がぺらんと広がってる。たくさん並んでたデザイン切手は「民営化記念切手」のみに。

 ゆうパックのコーナーに「ご案内」という紙切れが貼られていた。

  「これまでと変わりなく・・・・・少人数で、間違いのないように致しますので、今までより少々お時間が掛かることもあるかと思いますが・・・・・云々」

 局長さんは慣れない仕事と空気の中で、お米袋の採寸をしたり、代金の計算をしたりでいつものような楽しい会話はないまま。

 「ハイ、有難うございました。ああ、この伝票、同じ送り先なら1年内は割引できるから、とっておいてね。」

               一年後、ここは、もう、ないよね?

 クチには出せないけど、確信してしまいました。

 帰りに、真鍮のドアの取っ手を握ったら、目の前に張り紙が。

    郵便局でお仕事しませんか?難しいことはありません。親切にご指導いたします。

 ここにいた人たちはどこへ行っちゃったんだろう。

 「公社」になったとき、何かをごまかすかのように音楽が流され始めた。そして、今日はそれがなかった。電話の音もしなくなった。人の気配がなくなったんだと思った。

 ・・・誰がこんなことを・・?この村に住んでいてはいけないの?私達はここでしか暮らせないのに。私達はここが大好きで、ここで仕舞っていくつもりなのに!!!

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