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贅沢!!

古民家の贅沢・・

 主人の仕事の御用事で「民俗民芸村」にいってきました~^^

 今月末まで「染めと木工」展を開催していると聞いていたので、これ幸い!半幅を光の速さで解いて、しゃしゃっと青い紬の有栖川の帯に締め替えて

        連れてってくれっさい。

・・と頼む。染め打の木工だの古民家だのというと、ワタシが動かなくなるのは結婚前のたった一度の「立山博物館」でのデートで知っているので、ちょっと嫌な顔をしてくれたが、気づかぬ振りをする。

 

 ・・贅沢だなあ、と思う。このふっとい梁。柱。敷居だっていたずらに幅が広い。(必要な幅は今と同じなんだけど。)

 ああ、懐かしい匂い。実家の納屋や屋根裏部屋の匂いだ。死んじゃった爺様の匂いだ。爺様はいつも藁やコモのような匂いだったから。

今日はからリと軽い空気で、開け放った明り取りから金木犀の香りが流れてきて、とっても快適な屋根裏だったけど、コレが、北陸の重い雪の中なら湿った冷たい空気の家になるんだろうし、梅雨ならあらゆるモノがカビて相当な気まずさだったろう。だからこそ、季節感を吸い込んで人は育ったんじゃないかな。

 子供の頃、板の間の木目を指でなぞって遊んだ。な~んにもないのにず~ッとそうして遊んでた。 水が染みたら 甘い匂いがして嬉しかった。

 バンバという、屋根雪を下ろす道具は、うちの村ではまだ使われている。灰納屋がある家も時々ある。お蚕さんの棚や桶、押し切りなんかも残っている。 

 でも、もうすぐ忘れられてしまう。婆ちゃんたちが逝ってしまったら、きっと灰にされてしまうだろうな。

 「千様」のブログでやり取りがあった「つぶら」があった。感激したのは[nekotsubura]!!ネコの為のつぶらで、てっぺんと横に穴があけてあるの!!!

ねこがかまどの中で寝ないようにと考えたのかしら。・・にしても贅沢な!!おねこ様・じゃ!

  ワタシ、ただいま37歳。・・ですが、小学生の頃はまだ、「せんばこき」や「石臼」、ガラスの蝿取り」なんかが使われてました~!!!田舎ですからね~^^;

 古民家の中で・手紬の木綿の藍をぼんやりと眺めていたら、なぜかミシン油の匂いを思い出しました。夜中に 母が黄色い電燈の下で足踏みミシンを動かしていた、丸い背中。ちょうど学芸会シーズンだからかな。

 手あぶりや囲炉裏だけではさぞ寒かったろうとは思うけど、昔の暮らしにはワタシがしたいと思う贅沢がありました。またいこっと。

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コメント

古民家で暮らす…のが夢、でも、
寒いのヤダ、雪下ろしデキナイ、
ソージめんどう…だけど住みたい。
ゼータクだ…。
私は母のいなかで、たかーい式台から
土間にころげ落ちたことがあります。
そのとき母がばっちゃんに
「おまえのとこは玄関と座敷が
おんなじ高さやしなぁ」と言われたとか。
そっ都会のアパートはそんなだったのよ。

投稿: とんぼ | 2007年10月14日 (日) 20時34分

とんぼ様
 昔の家に行くと、あまりの敷居の高さに驚きます。雨や雪は入りにくいかもしれないけど、年寄り・子供も入りにく駆ろうな・と。 でも、その分ふすま1枚でも「結界」というモノを感じます。同じカマの飯は食っても、ご膳は別!という、独特の区別の仕方とか・・。
 日本人の意識って面白いな、って思います。(「ねこつぶら」は、その最たるものかも!!)

投稿: ゆん | 2007年10月14日 (日) 22時36分

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