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タイムスリップ!

娘の三味線初稽古がありました。

 お師匠様のお宅でお稽古をすることになり、予め噂に聞いてはいたのですが・ほんとに

  地震が来たら、きものでつぶされて死ぬかも。

お稽古をつけていただくお部屋しか見てはいないけど、「ここしかないのよ・ほかはぜ~んぶきものやら何やらで通れないの。集めだしたらこんなになってねぇ(笑)。」

・・って、そのお部屋も実質二畳でしょうか。柳行李からはみ出すきもの(人に頼まれて市で探してきた物だとか・・)、壁に掛けられた「おわら」や「麦屋」の掛け軸・江戸時代のお雛様・天井際にはさりげなく春画も・・。「お守り」を抱きかかえたおしゃれな狐の姐さんも・・。

実質二畳といいながら、その中心に囲炉裏があるので、人が座れるのは一畳半かな。素敵なガラスのシェードの黄色い灯りで和みます・・。

で、真剣に三味線を抱える娘と、どこか違う次元を漂うお師匠さま。

 外はどしゃ降りの夕暮れ。・・・・ここはお江戸の長屋なのか?

車を下に止めて、ぬかるんだ小路を、小枝を避けながら入ってきた。あの時、タイムスリップしたのか~?

・・なんにせよ、三味線の音色が心地よくて、梅雨空のうっとうしさを忘れた。

娘は、初めて彼女のはやさの緩いことを責めない先生に逢えた喜びと、さりげなくほめられる心地よさに頬を染めて、主人に話をしていた。私は、彼女のペースをもどかしく思うことがある自分を・・と、思った。

急がないで・いこう。まだ、きっと時間は残されている。時計のない時代の人のように、慌てずに・いこう。

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