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この夏、お初の・・

蝉の声、ききました。

 昨日の朝方、遠くの森から「・・ん・じ~~~~~~~~」って、あぶら蝉の声。

今年は豪くホトトギスが鳴いて、「おっさん・こけたか?」って(ワタシにはそう聞こえる・・。義父は「とっと・起きしゃったかい{お父さん、起きられましたか?の意}」と教えてくれた^^;)、どの鳥より早起きして叫んでるんですが、(あまりに大きい声だから歌ってる・って感じじゃない!)昨日の朝は違う鳥の声ばかりきこえて、「あれ?」。

あ、今、ホトトギス鳴いた。なんだかほっとした(++)~3

で、そのあとで蝉の声を聞いたから、「ん~、季節の変わり目かな。」と。

季節って24に分かれてるって言うけど、ほんとにそのくらいあるって思います。小さな変化だけど、はっきりと「きのうと空気がちがう」とわかります。緑の多いところにいて、さらに三時半起き(・・内職は子供達が眠っててくれないとねえ・・・)してるから、夜明けの空気でいろいろ感じられるみたい。

 娘の三味線のお師匠さんにお会いした際、お弟子さんたちに「昨日、京都で出たの!」と見せておられた八重山上布。とろけるような手触りで、それだけで涼しく感じました。これも季節の感触かな・って思う。Tシャツには、ソレは感じられない。年中無休の下着上着。きものは、夏も冬も同じ丈だけど、着る人の肌の質感まで、その季節の色に染めてしまう気がする・・。そして、きものがそこにあるだけで、その場の季節が感じられると思うのです。

 子供の頃から当たり前に思っていたのが「季節のしつらえ」。じい様が部屋の戸を入れ替えるのが季節の合図のようなものでした。ごっつい木戸(濃い赤茶に黒いポイントが渋かったなあ)から、ガラスと障子の戸に替わって、さらに葦の戸に替わると・夏。最終的にはソレさえ取っ払うことも・・・。たたみさえしつこく感じて、籐を敷いて冷たさにはしゃいだ。

 もう、じい様が逝って五年近く経つけど、こんな風に思い出すのは初めてかも。痩せた人で、働き者で、恐ろしいほどのスイカ男だった!!!

大玉のスイカを丸1個、畑から持ってきて、午前のひと休みに半分・三時にもう半分、一人で食べる!マイ・ストローを常に持ち、食べ終わったスイカにさして「ちゅ~」。そのいでたちは、常に楊柳の肌着にステテコ。手にはヤンマーの販促団扇・・。時々思い出したように、大正時分から使ってた、脂ぎった真っ黒の扇風機をまわしてた。

 ユウコ、あんにゃは、スイカでなし、マッカがよかろ。水に浮かいてあっぞ。

冷えたマクワウリが私はだいすきだった。

蝉の声のおかげで、夏のいろんな顔を思い出したのでした。

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