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2007年6月

時間の流れかたが・・

がらりと変わるのが、子供が病気になったとき。

 ・・末っ子、みずぼうそうです。もともと、アトピックで、さらに、年中とびひになる体質なので、「・・アレ?」っと思ったときにはすでに遅し。肩に始まって、あっという間に唇やら掌やら、足の裏やら・・・。

 急いでかかりつけの病院の救急に電話。喘息持ちはどんな病でも引き金にしてしまうのです。

 先生曰く、「普通の子より、長く掛かるかもね~。でも、元気でよかったね。喘息には特に注意しましょうね。」。

1日4回の飲み薬と大量の塗り薬。

 発疹一つ一つに点描してたら、全身真っ白状態に。でもでも、塗ってる端から増える増える!丸坊主だから、頭に塗りやすくって良かった(・・自棄?)。薬も嫌がらないで飲んでくれるし・・~3

 で、当然「自宅謹慎」状態。熱も高いが元気いっぱい。

    おかあちゃ~ん!はいぱーれっきゅーであそぼー!!

*ミカ・ハイパーレスキューを並べ、緊急指令基地にスタンバイ。家中に鳴り響くサイレンの数々・・。(時々姑があわてるんだってば、本物と勘違いしちゃって・・・)

 進む訳ないやね、内職。朝、寝坊しちゃったし・・・・(言い訳?)。

家事も内職も野良仕事も何もかも、時間割どおりにはいかなくなるのが子供の病気時。

でも、決まった時間にみんなのお腹は空くし、おじさんは集配に来られるし、きゅうりはでっかくなる!走れ・私!寝るな・私!PCの電源入れるな・私!

 赤ちゃんの時みたいに「WとM」ポーズで爆睡してる末っ子。中心が真っ黒のかさぶたが痛々しい。まぶたにはお薬ぬれないから、痕が残りませんように・・・(自分の顔なら、もうしみ・しわ・そばかすで目立たないからいいんだけどな・・)。

こどもがしんどい思いをするのは・切ない。普段は忘れてしまってるけど、世の中にはいろんなものと闘ったり、押しつぶされて泣くことさえできなくなってる子供がたくさんいる・・。

 こどもがいつもと違うときって、自分もエア・ポケットに落っこちて、どこかに漂う。子供もそうかな。私がいつもと違う時は、こども達もどこかに落っこちてしまうのかな。

 きっと、そうだよね。ごめん・ね。

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この夏、お初の・・

蝉の声、ききました。

 昨日の朝方、遠くの森から「・・ん・じ~~~~~~~~」って、あぶら蝉の声。

今年は豪くホトトギスが鳴いて、「おっさん・こけたか?」って(ワタシにはそう聞こえる・・。義父は「とっと・起きしゃったかい{お父さん、起きられましたか?の意}」と教えてくれた^^;)、どの鳥より早起きして叫んでるんですが、(あまりに大きい声だから歌ってる・って感じじゃない!)昨日の朝は違う鳥の声ばかりきこえて、「あれ?」。

あ、今、ホトトギス鳴いた。なんだかほっとした(++)~3

で、そのあとで蝉の声を聞いたから、「ん~、季節の変わり目かな。」と。

季節って24に分かれてるって言うけど、ほんとにそのくらいあるって思います。小さな変化だけど、はっきりと「きのうと空気がちがう」とわかります。緑の多いところにいて、さらに三時半起き(・・内職は子供達が眠っててくれないとねえ・・・)してるから、夜明けの空気でいろいろ感じられるみたい。

 娘の三味線のお師匠さんにお会いした際、お弟子さんたちに「昨日、京都で出たの!」と見せておられた八重山上布。とろけるような手触りで、それだけで涼しく感じました。これも季節の感触かな・って思う。Tシャツには、ソレは感じられない。年中無休の下着上着。きものは、夏も冬も同じ丈だけど、着る人の肌の質感まで、その季節の色に染めてしまう気がする・・。そして、きものがそこにあるだけで、その場の季節が感じられると思うのです。

 子供の頃から当たり前に思っていたのが「季節のしつらえ」。じい様が部屋の戸を入れ替えるのが季節の合図のようなものでした。ごっつい木戸(濃い赤茶に黒いポイントが渋かったなあ)から、ガラスと障子の戸に替わって、さらに葦の戸に替わると・夏。最終的にはソレさえ取っ払うことも・・・。たたみさえしつこく感じて、籐を敷いて冷たさにはしゃいだ。

 もう、じい様が逝って五年近く経つけど、こんな風に思い出すのは初めてかも。痩せた人で、働き者で、恐ろしいほどのスイカ男だった!!!

大玉のスイカを丸1個、畑から持ってきて、午前のひと休みに半分・三時にもう半分、一人で食べる!マイ・ストローを常に持ち、食べ終わったスイカにさして「ちゅ~」。そのいでたちは、常に楊柳の肌着にステテコ。手にはヤンマーの販促団扇・・。時々思い出したように、大正時分から使ってた、脂ぎった真っ黒の扇風機をまわしてた。

 ユウコ、あんにゃは、スイカでなし、マッカがよかろ。水に浮かいてあっぞ。

冷えたマクワウリが私はだいすきだった。

蝉の声のおかげで、夏のいろんな顔を思い出したのでした。

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ある日、突然・・・。

縁ってあるんだ!

 かねてから一度はお会いしてみたいと思っていた方が居られます。で、ある日突然、その願いが叶うことに!

「 おわらの町 」に居られる方で、ローカル番組の中でお江戸のお料理を紹介してらしたのを何度か拝見。(ほえ~、近くにこんな方が・・・)と思っていたら、一度八尾のスーパーで後姿をみかけました。

 ぁ、あの方だ!

・・とひとめで分かる・そのオーラ! 洋服姿だったけど、明らかに漂う雰囲気が・違う。

ソレからも、あちこちでその方にまつわるお話を耳にしては、あこがれていったんです~^^

 ・・そんなある日。「八尾に面白いお店があるの、あなた知ってる?」

・・と、お友達に誘われて、珍しくお昼ごはんを食べに八尾へ(実は出不肖なわたし・・)。

   そこは、 「和布」さんという、きものと素食のお店でした。入ってすぐ大興奮!和箪笥がいっぱい!芭蕉布やら紗袷やら、モノすご~いアンティークの夏ものが掛かっている・下がっている・待っている!手で触れてもいいという!!

 「引き出しを自由に開けて、見てちょうだい。」

・・耳を疑いましたよ・・。で、しっかり物色させていただきました^^;いや~、素敵! 似合わないとあきらめかけている大島だけど、「コレならいいかも・・」なんて花唐草のが・・。ふぅ。

とっても気さくで、しかも「え?お商売でしょ?どーして?」と思うほどの大判振る舞い。お茶とケーキを「良かったら食べて^^」。す・すんません!500円のお好み焼き(ふっくらとして、香ばしくて、イカも柔らか^^)食べただけで、どっかり座り込んで、しゃべり続けて、その上・デザートまで・・・^^;

・・で、ここで、「あの方」の話題に。今、展示してあるきものの数々は、その方のコレクションだとか。嗚呼、納得。

そこで、さらに話が進み、「うちの娘が胡弓や三味線を習いたがってるけど、どこに行ったらいいか分からない。おわらを習いたいんじゃなくて、楽器そのものに興味があるから、お稽古させてくれるところを探す伝がなくて悩んでいる」といったらば。

 あら!ソレは嬉しい話ね!小さいうちなら上達も早いわよ!ワタシの先生にきいてあげるわよ^^

・・先生・・。いや、「お師匠様」は、「あの方」でした・・!

数日後、女将さんからお電話が。娘自身に逢って、三味の音を聞かせたり、お話をしたりした上で、娘がお稽古を望むなら、直接教えてくださるとのこと。もう・ビックリ!しかも、価値が分からないうちは、三味線も貸してくださるとか!!何事もあわてず、本人の意向を大切にね・と・・。

 ああ、本当に三味線を愛して居られるんだなあ・・。逢ったこともない人にそこまで云ってくださるなんて・・。世の中、こんな方たちも居られるんだなあ・・。

 

なんだか不思議。縁ってわからない。このお店を紹介してくれたお友達に出会ったのも不思議な縁だったし、お互いがきもの好きだと分かったのは、知り合ってから随分アトだった。(その頃は洋服生活してたし・・)

 大体、女将さんという方がこれまた不思議。ほんとに初めて逢ったんだっけ?ずっと前、どこかでお会いしてませんか?と、真剣に記憶を探ってしまうほど、なにやら懐かしい・・。きっと、心がひらけた方だからなのだろうけど、でも・やっぱりどこかで逢ったみたい。

ああ、ほんとに、こんな人も居られるんだ。なんだか気持ちが明るくなった!人って、ちゃんと繋がっていけるんだ!って。

 主人と逢ってなかったら。この地に嫁いでなかったら。もし、ワタシの両親が一緒になってなかったら。ワタシがきものに関ってなかったら。この国にきものがなかったら。

普段からきものを暮らし着とすることで、心無いことばや視線をあびることも無くはない。それほど、きものは暮らしから掛けはなされてしまってる(誰に?)。この着心地の良さを知らないまま、使い捨ての衣服で一生を終えるなんて、残念だと、心から思う。

少しいやな思いをすることがあっても、「いいもん。いつか必ずワタシは死んでしまうから、ソレまでしかきものは着られないから。白い帷子しか着られなくなった時に、(アア、ワタシ、アノキモノ、モウイチド、キテオキタカッタ・・)なんて悔やみたくない。ワタシの着姿を見て育っていく、娘達のうち一人でも、(おかあちゃんの形見、着てみようかな・・)と思ってくれたら幸せだなあ・・。」と思うのです。

 きものがこの世にあって、ほんとに良かった。ワタシの母がきもの大好きな人で、ほんとにありがたいって。嫁いだうちに普段着がきちんと残されていたことも、そのきものの寸法が合っていることも、考えられないほどの幸運だと思う(着慣れない人が、着づらい寸法のきものから入るのはしんどいことだと思うから・・)。私って、ホントに運がいい!

 たくさんのご縁を大切にしていかなくちゃ・バチが当たるなあ。

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ひまさえあれば・・・

古道具屋さんのことを考えているわたし・・・。

 ・・・って、特定の古道具屋さんのご主人・とか、そういうのじゃありませんよ^^;(・・いや、私の人生には、そういう色気がもう少し必要かも・・)

 ずっとこのブログを更新してなかったのですが、その間に、「かの婆ちゃんの箪笥」から出てきた井桁にたぬき柄の反物で、末っ子のじんべさん縫うたり、蒸し器の中かと思うような陽気に、畑のスギナと死闘を演じたり、かと思うと、友人に連れられて行った素敵なお店で、すんごい出会いがあったり・・・・・。(でも、一番大きかったのは、内職のミス・・。恥ずかしくって情けなくって・・・。たくさんの方に迷惑をかけてしまった・・・)

 で、茶箱を手に入れて以来、「コブつきでは恐ろしくていけなかった」古いもの屋さん巡りに病みつき状態!嗚呼、なんて懐かしいこの楽しさ!(10年ぶりの開放感?)

 さて、末っ子のじんべさんは全て手縫いでこしらえたのですが、そこでやっぱり「かのさんの箪笥」からの出土品の数々の反物を、是非、私の単衣に!と燃えてしまったわけです・・。

で、私のお裁縫箱を漁ってしみじみ、

      ちゃんとしたくけ台が欲しい・・・・。

机にネジで止めるヤツ、可愛くない上に、留具こわれちゃったんだ~!

折りたたみ式で、針山付きのが欲しいよ~!(こめかみに膏薬貼った婆ちゃんのかたわらに佇んでるアレですよ・・・)  

・・・で、古い物漁り。・・・で、連戦連敗。がっかり・・・。今日も「おいてないねえ・・。前はあったんだけどねえ・・。」。もう聞き飽きた・このせりふ!!!

 ま・こういうのって縁のもんだから・・。いつか、ひょこっと出会えるさ~!うう。

ヤ*オクなんかでもあるんだけれど、さすがに「・・壊れててもわかんないもんなあ・・。」と、警戒するワタシ。だって、木がどういう常態か・PCで見極められる自信はない!(因みに木工科卒・・・;)

嗚呼、いつか、どこかで!

 ・・っていいながら、今日もしっかり素敵な裂き織りの半幅・ゲットして帰ってきちゃったんだけどね~^^;鍋敷きになりそうなごっつい板と。

 え?古道具屋に行く? あ~、そんじゃあ、自在鍵みて来といて・よさそうなやつ。

・・お義父さん、今度は何をしようと考えてるの・・?(次の計画より先に・あの鯉溝を早く収めて!)

 

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夏前のいろいろ・・

めだかを買ってもらいました^^

 か~わいい~っ!!なんて可愛いんでしょう・めだかちゃん!

睡蓮の鉢に、ボーフラ防止として、めだか10匹を住まわせることに決め、昨日「花と緑とペットはおまかせ!」のホームセンターに行きました。

 ヒメダカやらシロメダカやら、おしゃれな感じのメダカがいっぱいおりましたが、私が「メダカ」と言えば、いわゆる「クロメダカ」。よく水路にいたヤツです。これこれ^^!

 犬の乾き物と、メダカのえさ(今回だけ。次回からは麩の袋の底から集めたくずをあげることでしょう・・)と、なぜか末っ子のキャラメルコーンを買って、お店を後にしました。

うちについてビックリ!!な・なんじゃこりゃ~!

義父の岩魚養殖計画が拡大したようで、お庭が災害現場のようになってんですよ・・・。鯉溝の岸辺にあったカエデの木が、敷地の一番隅っこに立ってるし、石垣は全部起こしてあるし・・・。これをひとりで?2~3時間で?ああ、わからん。

 ま、いっか。いつものことだし。ただ・ここに棲んでた連中は真っ青だろうな・・・。気の毒なり。(タニシがバケツに溜めてあった。食べたいのね、お義父さん。)

今年の夏はイトトンボもオニヤンマも少なかろう・・。残念だけど、また必ず戻ってくるのです。それまで・ごめん。

 で、めだかを鉢に移しました^^睡蓮の根っこに隠れたりしながらひらひらと泳いでいます^^う~ん、かわいい***底に沈めたビー玉もきらきらかわいい^^なんてリッチな気分。

日差しが強く当たらないようにしなくちゃなぁ。今年はどんな夏かなぁ。この夏はどの着物を一番着るかなぁ。畑の野菜、たくさん生るかなぁ。ぁ・鉄火味噌・食べたいな!

 鉄火味噌は、夏野菜なら何でもいいから片っ端から刻んで、唐辛子をごま油で炒めて、野菜をそこへ混ぜて、しんなりしたらみりん・酒(・・って、私は生協の味の母を使うのですが)、多目のお砂糖をいれ、くたくたになったらお味噌(実家が手作り麹味噌やさん)を混ぜて出来上がり~!の夏の常備肴です。冷蔵庫で冷やしたのを炊きたてご飯に乗せるのが通。(うそ。ただの好み。

 私、甘党&辛党なんです。だから、鉄火味噌も家族用と私用は別仕立て。唐辛子の天婦羅は、私だけのたのしみです・・・・^^。嗚呼、夏がたのしみ。おいしいものっていろいろあるもんですね~^^(そういえば、末っ子がめだかを見て「おいしそーね^^」って言ってた・・)

そろそろ「揚げだし野菜」とか「さばの南蛮漬け」とか作ろうかな。「なんでもそうめん」もいいな(大門そうめんに、いろんなトッピングを用意して、偏りを防ごうというもの。子供に大うけ。)。ラタトゥイユもいいけど。はやく大蒜大きくならないかな~^^あ!プチトマト地獄になったら、「砂肝のトマト煮」もしよう。おいしいんだよね~。

 夏の前にいろいろすることあるはずなのに、思いつくのは食べ物のことばっかり~!私ってこんなもんだよね。(・・黒豆水戻ししてるから、今日のおやつは「黒豆餡団子」に決定^^)

 

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睡蓮と格闘・・・

うちの裏には池と言うよりは沼のようなものがあります。

 通称「鯉ドブ」。その名の通り、鯉をメインに放しておりました。

モリアオガエルやらイトトンボやらが棲んでいて、いい感じなのです。

以前はそのドブの真横の減反の水田に加賀蓮根を育てていて、花の盛りの美しさと言ったら、少し怖いくらいでした。(公共工事の関係であえなく絶えてしまいましたが・・・)

義父(恐ろしいほどの働き者兼道楽のひと)は、山仕事のバイトで得たお金で大量の錦鯉を連れてきました!で、鯉たちが安心できる蔭を作ろうと、睡蓮を浮かべました。

 私はうきうき^^蓮が絶えて寂しかったので、この睡蓮と鯉が可愛くて・・・・。

なのに!突然カラスやサギが、通い始めて、あっという間に鯉は喰われてしまったのです~!!

気がつくと、2匹の鯉と、やたら拡がった睡蓮だけの溝になっておりました・・・・。

で、昨日の朝、義父は、「今日は、鯉ドブの大掃除をするよ。」。そういえば、ここ何年もできずにいたもんねぇ・・・。「ヘドロを全部出して、清水の池にするから、ちょっとたいへんじゃ。ユンボもってくるかな。」。へ?なにするの?

    実は、岩魚の子を100匹買って、預けてあるで、ここをキレイにしたら放す。網も用意してあるで、カラスの心配もなかろう。

嗚呼・・・。お義父さんありがとう・・・。ぐうたらな私を鍛える為に、いのししや犬や、仕舞いに岩魚100匹の世話まで用意してくださって・・・・・・。

で、掃除開始。コレが半端じゃないしんどさっ!長~いこと浚ってなかったヘドロの深さに驚いたら、今度はそのヘドロにびっしり根を張った睡蓮に絶句!!!ぬ・抜けん!!

義父がボキボキ折り取って、水から揚げた睡連たちを洗い続ける私。嗚呼、蓮根農家の方たちって一体どんな苦労をなさってるんだろう・・・・・・・なんて思いながら、終わりのない格闘を・・・。絣のモンペは泥だらけ~^^;

 でも、おもしろかった。根っこを折ると、ポン!って空気のはじける音がする。・・つぼみって、こんな根元から出来上がってて、ソレがず~っと伸び上がって水面から顔出して咲いてるんだ~。頭で分かってても改めて見るとなんか不思議。溺れないのね・・。

かえるの卵。赤ハラ(ヤモリ)。でっかいタニシ(似て食べよう)。丸々太ったヤゴ。ず~っと前に放して、行方が分からなくなってしまった岩魚が一匹でてきたり・・・。沢蟹もいっぱい。

 ・・ん?待てよ。鳥避けネットを張るってことは、睡蓮が見えにくくなるってことか?やだな。

そこで、このところ閑だった、「化学実験用、ガラスの密封容器」(蓋が割れちゃってがっかり・・。すりガラス同士が擦れるあの音がもう聞けないの・・。因みにコレは、昔勤めてた鋳物屋の、着色実験室から頂戴した、かなりの年季モノ。アルコールランプたちと共に、当時独身だったわたしの元へ・・・)に、一株移して、お勝手の縁におきました。

 ふわぁ・・・きれい・・・。

水仕事しながらいつでも眺められるんだ・・。すてき・・・。小学校の古い棚の蔭から、白い首がすうっと伸びて見えて、なんともいい感じ・・。どうしてもっと早くこうしなかったんだろう!

あ、ボーフラ湧くから、金魚かメダカ入れとかないと・・・。

 ・・に、しても、あまりに多いこの睡蓮。とりあえずお友達に一株ずつ引き取ってもらうことにしたけれど。週末の「あおぞら市」にでも持っていこうかなあ・・・。

コーヒー(私はヒルズ・モカ愛飲)を飲みながら、白い花を飽かず眺めておりました。誠に優雅な光景ざましょ?ところがね、指がすべて真っ黒け!蓮の灰汁で染まってしまったの!ほんとの黒・です。泥染めの喪服の黒!よ~く見ると藍絣のきものにも乾いた色の水玉模様が・・・。

鏡を覗くと、顔中水玉模様でした。なんでうちの家族は一言も教えてくれないんだ?・・・きっと、「姐ちゃんのこっちゃから、しっとってもそのまま居るんじゃろう。」って思ってるんだろうな・・・。

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似合うきもの、似合わないきもの・・

私は、大島が好きです・・。

軽くて、丈夫で、「あんな気温の高そうなところで、よくこんな根気の要る仕事を・・・。」と、ひたすら感心して、呆けてしまう、その染め、その織り、そして柄・・・・。

 ・・・なのに、似合わないんです。恐ろしく。なんかね、私が着ると、脱皮しそこなった爬虫類みたいに見えるんです。

ひとつだけ、手元にあるんです。アンサンブルの可愛い大島。ベースが深緑で、さし色程度に赤があって・・・。

いちどだけ、着て出たんです。表に。でも、なんだか落ち着かない。気持ちをうちに置いてきたみたいでした。

渋い色合い、そして、対照的なその艶。す・素敵・・・・。

 ナノに、似合わない。それは、あこがれの「テレビのひと」を目の前にすると、気後れしてしまうようなモンなのかしらん。

はたまた、この、あまりに地味な容姿と、構えすぎる性格が、かの織物との距離感をかもしてしまうのかしら・・・。それとも、人生経験を積んだら克服できるものなのかしらん。

 こういう悩みをお持ちの方、いらっしゃるでしょうか。誰か教えて~!!

 ・・でも。こんな私にも、胸を張って袖を通せるきものがあります。それは・・・。

       木綿の藍絣~^^

もう・もう・大好き!弓浜とか久留米とか、そげなリッパなものは持ち合わせておりませんが、野良着系の藍絣は、自分で言うのもなんですが「着こなしてるわ、わたしっ!」って感じです~^^

 私がなにを着てても、「さっぱりわからん。」(いいことです。質にも増減にも気づくなかれ・・。)と言う主人でさえ、

       「ああ、やっぱ、ソレ、似合うなあ。ボロいけど。」

・・・と、ほめてくれます(ちょっと複雑~)。

     ・・ってことは、大島が似合わないのは・・一生・・・?

だったら、いっそ、内職一所懸命がんばって、へそくりして貯めて、えび柄の絵絣とか、宝尽くしの柄の絵絣とか誂えたろか!んで、10年後には、

      「あそこの、絣のババがさぁ~。」 「ああ、あのババね。なに?」

・・で、話が始まるくらいになるの。・・・いいなあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

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花嫁衣裳・・・。

もう、丸十年!

 ・・・も・前の話ですが・・・。このところ、なんだかテレビでもおめでたいニュースを耳にすることがあったりして、(・・というか、意識的に明るい話題を気に留めるようにしてるかも)自分の結婚前後を思い起こしてみたりします。(遠いまなざしで・・。)

 仕事と車(ジムニー・ラヴ!!)に燃えていた当時の私・・。ふと、『今、結婚しないときっと一生独身だ。子供が欲しい!結婚しよう!』と思い立ち、即座に電話をしました。

『今、独身?または彼女いる?』。

『え~っと、彼女・・いるけど、だめになりそうなところ。』

『ああ、でも、いるんだ。じゃあいいや・またね~^^』

『待った!話が見えん!誰か紹介してくれるつもりだったの?』

『うん。私。』

 4ヶ月後には貸し衣装屋さんにいたのでした・・。

式は、嫁ぎ先のお仏前ですることにしていたので、単独で準備。たまたま仕事先の近くで『新築・移転オープン!』の衣装やさんがあると聞き、母とでかけました。

当時の私は普段にきものを着ることはなく、それほど思い入れているとは自分自身知らなかったのですが、衣装やさんと話し込み、意気投合。

『白無垢と黒のお引きを着たい。色内掛けはいらない。』

『よし!じゃあ、黒の衣装を一枚仕立てよう!比翼もつけて、レトロモダーンな感じで。好きな色は?』

『紫と辛子。かんざしは鼈甲だけが好き。』

 予算の都合もあって、白無垢は『オープン特別価格』コーナーから選びました。・・が、その中に一枚、ずばぬけたものが・・・。

『・・コレも、このお値段ですか・・?』

『え?ぁ・それは違いま・・・いや・いいや!そのお値段でお貸ししましょう!ご祝儀・ご祝儀!』

 式の5日前に、大きなトラブルがあって、私は嫁ぐ前日まで親元に帰れませんでした。その時の両親の心境を思うと、今でも胸が締め付けられます。

 式の朝。4時前に起きると、母がにゅうめんを用意してくれていました。早春の、冷たい雨の朝だったので、温かい湯気が本当に胸に染みました。

父に『・・とーちゃん・・』と挨拶をしかけたら、『いやぁぞ!いうな!』と。

家を出る時、お仏前で父と並んでおまいりをしました。『とーちゃん。ありがとう。』と云うのがやっとでした。

『善く似あっとる。お前はおかあちゃんに似て、きものがよう似合う。』

『ご祝儀』の白無垢は、本当に美しくて、着心地もとても^^。瑞雲と飛翔する鶴のシンプルな柄です。目じりと口紅、そして元結に少しの朱が効いて、理想通りの花嫁姿になれました。きものもかつらも思っていたよりずうっと軽くて、違和感はありませんでした。

念願の『黒のお引き』は、本当に潔い、冴えた黒地に意匠化された大きなさくらが肩や裾にひろげてありました(ヒロミチナカノだったらしい)。比翼はおとなしい金。帯は紫と金の斜め縞を立て矢に。帯揚げがあざやかな紫の絞り。帯締め・はこせこ・扇子・懐剣は渋めの金。かんざしは鼈甲のみ。華やかなタイプではない私をきりっと見せてくれました。

仏式でしたから、お寺さんからお念珠を頂きました。主人は大粒の翡翠。私は小さめの水晶です。大切にしています。

 実は、洋装も<写真だけの結婚式プラン>とやらで着たのです^^;ひと目で『コレ!』と決まった、イタリア製のシックなシルクのまっさらなドレス。デコルテとそでにオーガンジー、大きなカフスが知的な雰囲気!胸元と裾周りに凝ったレースがあるのみで、本当にシンプルビューティー。アクセサリーはボンネットと真珠のピアスだけにしました。主人は『男なんて、おまけだからな~』といいつつ、ブルーグレーの素敵なタキシードを着て、結構うれしそうでした。

ドレス姿を見た主人は拍手をくれました^^(あの頃はウエストというものがあった)

 ・・・でも、式当日はな~んにもコメントなかったなあ(ーー;)

白塗りの私を見た姉が『・・し・志村けん?』・・・と、賛辞を贈ってくれたけど、もしかして、主人もそんな風に感じていたのかも・・・・。だったら、ちょっと・立ち直れない・・・。

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キャベツとバアちゃん達

冷蔵庫には入りきらない!!!

 ただいま、我が家の流しには、キャベツが9つ。夕べまでは10玉ありました。

必死にキャベツ消費法を考えているのですが、コレがなかなか・・・・。(因みに夕べはキャベツを固めたようなお好み焼きでした。美味しかった^^実家の母が大阪人なので、いつもは大阪風なんですが、夕べのは限りなく広島焼き風となりました)

 私は畑にキャベツを育ててはおりません。すべて頂きものでございます・・・。どこのうちでも、一気に食べごろを迎えたキャベツの嫁入り先に頭を悩ませているようです^^;

そんなに作らなきゃいいのに・と思いますか?いやいや、バアちゃん達は、地面を「あそばせておく」ことが出来ません。もし、いくらか枯れたら・と思うと保険分も植えなければ落ち着きません。ご先祖(思い出すのも辛い、鬼のような姑であっても)が、必死で守ってきた土地を自分の代で荒らすわけにはいかない。

そして何より、可愛いのですね、畑も、作物も・・・・。

『姐さん、食べてくだはれ~』『浅漬けにでもされませよ~^^』と、日に何度も、小さな体で重いキャベツを届けてくれます。

 昨日、集落の『田植え上がり』慰安会がありまして、ジイちゃん・バアちゃんたちと一緒に日帰り温泉旅行にいきました~^^

いいお湯でした!で、飯は『うろたえるほど』不味かった!『自分で作らせろ!』と言いたくなるほど・・。

『げっへっへっへ・・・』と、昔は三つ編みおさげに藍絣のモンペが初々しい乙女であったことが遠い幻と化した、迫力満点の笑いと酒量。ナゾの唄をマイク握り締めて歌い上げるその姿。化繊の手縫いの手提げから、イリュージョンのように出てくる出てくる、飴玉やおかき類。末っ子のおちんちんに『アラ・可愛いや~^^婆ちゃんにくれ~』と大喜び。面白い・・・。私は年寄り衆の空気がだいすきです・・。

 今朝もキャベツを切りながら、ふと思いました。昨日の帰りのバス。揺られるバアちゃん達のうしろ頭を見ていたら、『ああ・みんな、一人ずつ、このバス降りて言ってしまうんだ。違う乗り物に乗り換えて、昇っていってしまうんだ。』と、すごくリアルに感じてしまった。周りの畑もじわじわと荒れ始めてる。山を離れる人も少なくない。バアちゃんがひとり逝く度に、ここの人口は減っていく。

 私の子供達は山に暮らしてくれるだろうか?・・主人が逝ってしまったら、私はこの集落の最後の住人になるのかも・・・。

人が去り、里山は荒れて、けもの達との境界線が消えてしまいました。人里に下りて、畑のなりものを食べるようになったら、もう山には帰りません。畑に出るのも恐ろしいくらいです。朝、窓をあけたら目の前にカモシカが立っていたり、テンがビックリしていたり・・。ここ数年で、ほんとに色々変わりました。バアちゃん達が『こんなこと、今までなかった・・。』と言うのだから恐ろしい。

 バアちゃんたちのキャベツ、もうアト何年食べさせてもらえるかなぁ。これからはキャベツも作れるようになろう。バアちゃんたちが元気なうちに色々教えてもらわなきゃ。

そんで、子ども達に伝えていきたい。着るもの、食べるもの、住んでるところのこと・・。ひとりくらいは気に留めてくれるといいな。・・・無理・かな・・。

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衣替えなのに・・

さ・寒い!?

 本日6月1日は衣替え・・。春から夏への橋渡し・・のはずなのに、今日の私はモスの襦袢に、ウールのきものを着ています。そればかりか、午前中は単の紬のうわっぱりまで着込んでました・・・^^;

 ほんの数年前までは11月になってもTシャツのままでいることもあった私。末っ子の出産が境目だったようで、きものなしではいられない、寒がりおばばとなりました・・。(でも、きものだと暖房要らず^^着込めばいいや・になりました。)

 話が逸れました・・。そうそう、昨日・今日とモスリン復活です。このところ、少し暑いかな・と、半襦袢着用でしたが、昨日は「こ・腰が寒い!」と感じ、念のため・と仕舞わずにおいたモスを引っ張り出しました。今朝は更にうわっぱり・ですよ!どーなってんだ?前掛けも厚めのものに・・。裸足が基本の私が、タビックスまで~。

 異常気象か、単なる冷えか。今夜のお風呂は重曹増量でいこう。ねまきは男仕立てのやつにしよう。おこしも巻こう。いや、厚手のステテコがいいかな。(ご主人様には絶対ばれませんように・・。)

 と、こんなに寒い中、初物のきゅうりを次女が採ってきました!

初物だ~^^うれしいな~^^かわいいな~^^でも、嬉しいのは今だけで、そのうち「どーすべ!食べ切れん!ヌカ床にも入りきらん!!」となるのです。

 きゅうりか・・。きゅうり柄のゆかたってないのかな・・。河童柄ならあるかしら。着てみたいな、そんな浴衣。瓜破清水・ってのもいいな。ウリ(マクワウリ大好き!)がパカッと割れて、そこから冷た~い清水が湧き出して流れてる柄。で、よ~く目を凝らしてみるとちいさ~い河童が流れてたりして・・・・。

なーんて、浴衣のこと考えるには、季節外れのウルトラ厚着だってゆ~の!かっこわる!

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